2026年11月3日 17時53分
日本国憲法は3日、公布から80年を迎えた。国会前では、市民団体が主催する街頭集会「主権者は私たち! 11.3憲法大行動」があり、1万4000人(主催者発表)が参加。不戦を誓った憲法を守るよう声を上げ、会場は熱気に包まれた。
◆公布80年「憲法についてみんなで考え、尊重しよう」
憲法をめぐっては、高市早苗首相(自民党総裁)が「(改憲の)発議にめどが立ったと言える状態で来年の党大会を迎えたい」との意欲を表明。与党は連立合意に基づき、衆参両院の憲法審査会への条文起草委員会の設置を求めているが、改憲を危ぐする市民運動も全国で拡大している。
国会前では、玉城デニー前沖縄県知事が「憲法についてみんなで考え、尊重していくことを共有したい」とスピーチ。安全保障関連3文書改定で焦点となっている非核三原則の見直しについて「再び日本に、沖縄に、戦争の恐怖を持ち込んでくる」と懸念した上で、「戦争は絶対にさせないという思いを、日本国憲法の下、大きな声にしていこう」と訴え、拍手を浴びた。
市民団体「戦争をさせない1000人委員会」の内田雅敏さんは「日本国憲法は反戦の憲法。(一方で)基本的人権を『永久の権利』とうたう憲法97条は十分に実践されていない」と指摘。日中共同声明などを「平和資源」として活用し、東アジアの平和をつくるよう提唱した。
「新外交イニシアティブ」の巖谷陽次郎さんは、改憲で自衛隊が明記されれば事実上、徴兵制への道が開かれる恐れを説明した上で「戦争の芽を摘むこと」の重要性を呼びかけた。
◆集会の様子はネットを通じて全国に
早大名誉教授の浅倉むつ子さんは、与党と国民民主党が合意した衆院比例代表定数削減について「主権者を切り捨てること。党利党略のために変えるべきではない」と訴えた。
憲法公布80年に合わせ、国会前で改憲反対を訴える参加者たち=3日、東京・永田町で(久野千恵子撮影)
参加者たちは、音楽に合わせてコール。文化の日にちなみ「税金を文化に使え」「文化の力で平和をつくろう」と声を上げたほか、「戦争反対」「憲法変えるな」「条文起草委員会設置反対」とも繰り返した。
集会はインターネットを通じて全国に中継された。(高山晶一)
COMMENTARY解説
「戦争は絶対にさせない」と玉城デニー前知事。
参加人数は主催者発表の1万4000人だった。
高市首相は改憲に意欲を示している。
高市首相は来年の党大会までに改憲発議のめどをつけたい考えを示し、与党は条文起草委員会の設置を求めている。集会では内田雅敏さんや浅倉むつ子さんも登壇し、非核三原則見直しや衆院比例定数削減への懸念を述べた。主催者発表以外の参加人数は記事にない。条文起草委員会の設置が実際に進むかどうかが、今後の憲法論議の行方を左右しそうだ。
VOICESネットの声
引用元5ch玉城デニー前沖縄県知事「戦争は絶対にさせない、憲法の下、大きな声に」 国会前で1万4000人デモ (主催者発表)
デモ参加者の後ろすぐに垣根じゃねえか
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