2026年3月4日18時45分
社民党の党首選(21日~22日投票、23日開票)は4日、告示され、届け出順に、前副代表の大椿裕子前参院議員(52)、副党首のラサール石井参院議員(70)、現党首の福島瑞穂参院議員(70)の3人が立候補を届け出た。
社民党党首選が複数候補による選挙戦となるのは13年ぶり。3人は国会内で記者会見に臨んだ。
昨年の参院選で落選した大椿氏は、先月の衆院選の沖縄2区での候補者擁立をめぐる発言で、福島執行部と対立。謝罪と発言撤回を求められていたが、先月27日、Xで副党首辞任届の提出を表明し、受理された。大椿氏は会見冒頭で、一連の混乱について謝罪した。
その上で、「13年間、(党首選が)無投票できたために、選挙が行われていなかった。信任投票という形でも行われておらず、無投票は民主主義の衰退につながるのではないか」と、長年、党首選が行われてこなかった党の体制に疑問を呈し、「今回、党首選挙が行われることをとてもうれしく思っている」と述べた。
現職2人との戦いになることについて「大先輩の福島さん、ラサールさんの胸を借りる思いで挑戦している」と強調。今回の党首選について、「この選挙期間を通じ、どんな社民党をつくっていくのか、自由に議論していく時間になる。新たな社民党をつくるためのアイデアが出てくるのではないか」と期待を示した。
前身の日本社会党が80年前に掲げた「勤労大衆の組織結合体」というスローガンを挙げ、「今、社民党はそこに立ち返るべきではないか」とも訴えた。
また、「社民党がほかの党と違うことができるとすれば、非正規労働者の人たちに寄り添うことだ」とした上で、「次世代を担う取り組みを真剣にやらないといけない。世代交代のためのロードマップを作成したい」と、世代交代の必要性を訴えた。
また、「(福島氏、ラサール氏の)おふたりと違って、私は落選、落選を繰り返してきた。落選を経験してきた私だからこそ、落選した後ももう1度頑張ろうと思うような、候補者を大切にする政党をつくりたい。政党要件のためだけに頑張る政党になれば、だれにも興味を持たれない」と主張。非議員の立場で仮に党首になった場合のデメリットを問われた際には、「国会議員として、約2年4カ月働いた経験がある。現職と連携しながら、他党とも議論を重ね、党運営をしたい。できないということはない。過去の経験を生かして取り組んでいきたい」と述べた。
大椿氏は「とことん働く人たちのための政党に」を、キャッチフレーズに掲げた。ラサール氏は「あなたが笑顔でいられる社民党へ」、福島氏は「増やす 育てる 未来へつなぐ」、ラサール氏は「あなたが笑顔でいられる社民党へ」を、それぞれ掲げた。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202603040000932.html
引用元: ・社民・大椿裕子氏「民主主義の衰退につながる」党首選に立候補、13年間の無投票選出に疑問呈す [少考さん★]


