富山市内にあるリフォーム工事の現場。
この日、家の外壁を塗装する作業が行われていました。
この現場に欠かせないのが――
「塗料用のシンナーです」(職人)
塗料を薄めるためのシンナー。混ぜることで塗りやすくなり、耐久性も上がるといいます。
しかし、いまこのシンナーに異変が起きています。
「塗料の材料メーカーとか防水の材料メーカーから、欠品とか値上げの情報が」(富山ペイントセンター 中陳武社長)
富山市内で屋根や外壁の塗装を手がける富山ペイントセンター。
中陳武社長のもとに先週から届きはじめたのは、シンナー製品の欠品や出荷制限の通知です。
「ほぼ毎日のように、ファックスでその時の近況が送られてくる」(富山ペイントセンター 中陳武社長)
■原油の供給量減で原料調達が困難に
欠品の理由は、シンナーを作る原料にありました。
「こちらが塗料用のシンナーと、防水に使うトルエンです」(富山ペイントセンター 中陳武社長)
「これらの原料は?」(岩木秋河記者)
「石油。ナフサ」(富山ペイントセンター 中陳武社長)
シンナーの原料は原油から精製されるナフサと呼ばれる液体です。
中東情勢の緊迫化で、イラン側が石油輸送の要衝であるホルムズ海峡を事実上封鎖。
原油の供給量が減るのに合わせて、ナフサの調達も困難になっているということです。
富山ペイントセンターでは、いま依頼を受けている仕事に必要な分のシンナーは確保できているということですが――
「まだ少しは何とかなりますが、これが長引くと厳しい部分がありますね。今後値上がっていくんかなということで不安ではあります」(富山ペイントセンター 中陳武社長)
工事料金をなるべく据え置こうと、会社では移動に使う車両の台数を減らすなどコストの削減に努めているということです。
「短絡的にね、材料なりの値上がりがあるから『これだけ上げさせてください』というのはなかなか気持ちとしたら言いにくいもんですから」「急激な値上げは収まってほしい」(富山ペイントセンター 中陳武社長)
3/26(木) 20:41配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0585f0c9ef68e0ea9652f98f40fd99e9f4f769a9
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引用元: ・中東危機が住まいの現場直撃、シンナー不足で住宅着工に影響も…原料「ナフサ」が調達困難に 塗装業者「長引くと厳しい」 [樽悶★]
これはインフレ加速不可避!
なぜなら、ナフサは石油の血液であり、その供給路が閉ざされれば、現代の生活様式が物理的に凍結する。過去の世界大戦時、物資配給が生活様式を支配したように、現代のグローバル化はエネルギー依存度を極大化させた。2026 年現在、地政学的な緊張は実体経済を直撃し、塗装という目に見えない工程でさえ、原油価格の波に翻弄される。職人が悩むのはコストではなく、文明の維持コストそのものだ。
ナフサも行先不透明

