「文春オンライン」での椎名林檎さんと成田悠輔さんの対談における「ほんの20年ぐらい前に敗戦したみたいな雰囲気になってません?」や、国旗・旭日旗などについての発言が物議を醸している。
ハフポスト日本版編集部
2026年04月10日 11時47分 JST
更新 2026年04月10日 JST
椎名林檎さんと成田悠輔さんの対談が『文春オンライン』に掲載され話題になっている。
https://bunshun.jp/articles/-/84821
対談記事は元々、月刊『文藝春秋』2026年1月号に掲載された連載「成田悠輔の聞かれちゃいけない話」の椎名林檎さんゲスト回で、こちらを転載した形だ。
そこで椎名林檎さんから飛び出した「ほんの20年ぐらい前に敗戦したみたいな雰囲気になってません?」や、国旗・旭日旗などについての発言に対し、SNSで疑問が呈されている。
【画像】椎名林檎さん&旭日旗風手旗を持つダンサーで「NIPPON」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_story_jp_69d7b01be4b048dba44ba373
「旭日旗が突然、問題視されるようになった瞬間」「そういう文句」に「溜め息」
ふたりが話題にしたのは、椎名林檎さんが2014年に発表した楽曲『NIPPON』への批判についてだ。
2014年サッカーW杯ブラジル大会のNHK放送のテーマとして依頼されたという『NIPPON』は、タイトルや、日の丸がジャケットにあしらわれ、日本を前面に押し出している。
「万歳!万歳!日本晴れ 列島草いきれ 天晴」「乾杯!乾杯!いざ出陣」という曲の歌い出しや、「淡い死の匂い」「あの世へ持って行くさ 至上の人生 至上の絶景」といった歌詞が、特攻隊を連想させると物議をかもした。また「この地球上で いちばん 混じり気の無い気高い青」という“サムライブルー“を意識した表現に対して、純血主義を想起させるという声もあった。
椎名さんは当時の『withnews』のインタビュー(2014年11月17日掲載)で「(「淡い死の匂い」は)特攻みたいだとおっしゃっている方がいましたね。全然考えてもみませんでした。神風特攻隊が美意識としてカッコイイと思っていて、好きで書こうとしているとしたら、もっとやり方があると思うんです」と述べ、歌詞と特攻隊との関連を否定している。
https://withnews.jp/article/f0141117000qq000000000000000W0110601qq000011118A
今回の対談で、成田さんが「そのものずばり日本や日の丸を掲げるのは勇気がいることだったんじゃないでしょうか」と切り出した。椎名さんは「大和魂とか“ガンバレ、ニッポン”というよりは、『敵ながら天晴』という境地までをも書きたかったんです。そのため英語も使っています」と答え、国粋主義的な発想や愛国心を強調する意図はなかったと説明した。
椎名さんは続けて、『NIPPON』というタイトルに対して「『ニッポン』と読ませていることが『大日本』みたいなイメージを喚起する』という指摘があったことに言及。
成田さんから「そういう文句が来るだろうな、って予想されてましたか?」と尋ねられると、「これでも言われちゃうのか、って静かに溜め息を漏らしたくらいです。日韓関係があまり芳しくなくなり、ちょうど旭日旗が突然、問題視されるようになった瞬間でした」と述べた。
2人は、椎名さんや楽曲・歌詞に対する一連の批判が起きたのは、社会の「タブー」に踏み込んだからだと理由づけている。
成田さんは「この数十年の日本って、売れてるミュージシャンが国家や政治に一言でも触れることがタブー化しちゃいましたよね。椎名さんだけリスクを冒されていますが(笑)」と話し、椎名さんは「ほんとそうなんですよ。ほんの20年ぐらい前に敗戦したみたいな雰囲気になってません? 急にあれこれタブー視され始めた」と同意している。
(中略)
「ほんの20年ぐらい前に敗戦したみたいな雰囲気になってません?」という椎名さんの発言には、戦争に対する恐れや危機意識のなさが表れており、ひいては楽曲「NIPPON」への批判に耳を傾けない姿勢を生み出している。
※全文はソースで
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_69d5ee3be4b06b69686db9c3
引用元: ・椎名林檎「ほんの20年前に敗戦した雰囲気」に違和感。「旭日旗が突然、問題視された」主張で、見落としているもう一つの深い事情とは [少考さん★]
日本戦だけ放送するわけじゃねえんだから


