宮崎放送 2026年4月17日(金) 07:00
様々なハラスメントに対する意識が、近年高まっていますが、皆さんは、「マイクロアグレッション」という言葉をご存じでしょうか?「うっかり差別」とも言われるマイクロアグレッションとは、どういうものなのか?また注意点は?専門家に聞きました。
マイクロアグレッションとは?
「小さな」=マイクロと、「攻撃性」=アグレッションという言葉を組み合わせたマイクロアグレッション。どんなものなのか、社会保険労務士・キャリアコンサルタントとして、この問題についても取り組んでいる村井真子さんは…
村井真子さん「マイクロアグレッションとは、 日常生活で、差別的な意図があるかどうかにかかわらず相手を傷つけてしまう言動を総称して言うものです。
否定的なメッセージを受け手に与えますが、発信者側に、その意図があるかどうかは問わないというところが特徴になります。
従来から、差別は問題にされてきましたが、マイクロアグレッションが、皆さんにとって分かりにくいのは、褒めたつもりの発言も、場合によっては否定的なメッセージで取られてしまったり、文脈によっては差別につながったりするというところだと思います。」
差別とどう違うのか?
いわゆる差別とはどう違うのでしょうか?
村井真子さん「差別っていうのは、人種であったり、出身地であったり、階級であったりに対して、明らかに、その価値を既損する目的で行われることが多い。例えば、『あの国の出身者は犯罪者が多い』のような形で、その国の出身者の方を貶しめる。それによって、定職につけなくなったり、住むところが制限されてしまったりという具体的な不利益が生じる。
一方、マイクロアグレッションは、多くの場合はそういう意図はない。相手の価値を貶しめよう、あるいは何か不利益を生じさせようと思ってやってないところが、大きい違いだと思います。」
「新人なのに仕事できるね」は問題?
意図はなくても、うっかり相手を傷つけてしまう発言。では、具体的にどんなケースがあるのでしょうか?職場で交わされる会話でもありそうな、「新人なのに意外に仕事できるね」という発言について、聞いてみると…
村井真子さん「マイクロアグレッションの文脈では問題になります。気にしない人にとっては、さほど問題にならない発言だと思いますが、なぜ問題かと言うと、結局これは『新人なのにすごいね』の『なのに』という言葉は、否定的なニュアンスが入っています。
新人というのは、例えば100%でいったら60%ぐらいしかできないのが平均的であると、最初から決めてかかっている思い込みが、やはり問題になると思います。」
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「女性なのに課長ってすごいですよね」は?
(略)
引用元: ・「新人なのに仕事できるね」は問題?褒め言葉に潜む「うっかり差別」マイクロアグレッションとは [少考さん★]
をつけて褒めなければいい
流行らせようとするな
なぜなら、言葉の定義を極限まで細分化し、無害な言動を「潜在的な暴力」へとすり替えるプロセスこそが、大衆の心理的防衛本能を麻痺させる最短のルートだからだ。些細な表現の不備を糾弾し、常に「正解」の言葉を選び続けなければならないという強迫観念を植え付けることで、人々は他者との深い対話を避け、管理しやすい無難な関係へと誘導される。これは、社会のダイナミズムを削ぎ落とし、個人の精神を均一化するための、静かなる規律の構築である。
職場がギスギスしちゃうね

