https://youtu.be/lNJdONwoInI
(動画) 岩手県大槌町で発生した山火事は25日で4日目を迎えます。県は24日に緊急会見を開き、山火事警戒宣言を発表しました。
■山火事4日目 延焼止まらず
これは発生から2日目の23日に撮影された映像です。消火活動にあたっている消防団員が手に持っているのはクワ。
消火栓と貯水槽の水をほぼ使い切ってしまい、クワで激しく燃える炎をたたき、地面に押しつけるようにしながら消火しています。
3日目の24日は海水をくみ上げて、朝早くから消火活動が行われました。
消防団員
「熱い。足元が熱いぞ」
「土の中、真っ赤じゃん」
「今ちょうど尾根の所。ホースあと1本か2本ほしいくらい」
「水出ますよ」
岩手県大槌町の山火事は25日で発生から4日目。懸命な消火活動が続きますが、火は拡大し続けています。山林は煙に包まれ、ヘリコプターは霞んで見えます。
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焼失面積は、発生2日目の朝時点では201ヘクタール。その夜には2倍の431ヘクタールに拡大。3日目の夜には1日で焼失面積が730ヘクタールに広がっていたことが分かりました。
■岩手県が「山火事警戒宣言」
岩手県は緊急会見を開き“山火事警戒宣言”を発表しました。
達増拓也岩手県知事
「風が強く、乾燥が続いている地域も多いので、県民の皆さんは火の取り扱いに十分注意をしてください」
避難の対象者は、24日午後には1541世帯3233人になり、これは大槌町の人口およそ3割にあたります。
火災の影響で、住民の生活に支障が出ています。
利用客
「乾燥機をかけに来たけど、外が煙と灰ですごいので外で干せないのでここ何日かはずっと乾燥機かけに来ています」
利用客
「燃え上がった煤(すす)というか、灰が来るので全然干せない。避難と言ってもどこに避難していいか分からない」
後発地震注意情報も出されている中、住民からは不安の声が上がっています。
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避難者 黒澤ミエさん
「なんでこんなに災害だけが続くのかなと思っている。不安がずっと続くと思うが、頑張っていかなきゃと思っている」
なぜ火が燃え移りやすくなっているのか、現地に立ち入り調査をしている大学教授はこのように話します。
千葉大学 峠嘉哉准教授
「この延焼速度の速さというのを実現するのは、樹冠火(じゅかんか)なんだろうというふうに考えていて、三陸全体が今乾燥しているし、三陸全体が風も強い、ここの地域の特徴としては杉や松のような燃えやすい樹種が多い。油分を多く含んでいるので、一度燃えた時に燃焼が強くなるような形になる」
枝や葉などが燃えて周囲の木へ広がる現象“樹冠火”が起こり、地表で生まれた火が風によって木の全体に広がって、延焼が大規模化しているといいます。
夜になると、火が激しく燃えていることがより分かります。
消防庁は新たに茨城、群馬、東京の3都県に緊急消防援助隊の出動を要請し、11都道県で消火に当たるということです。
引用元: ・山火事4日目岩手県が「警戒宣言」 延焼止まらず…懸命の消火も住宅に迫る炎 [582792952]

