2023.05.25 11:00
「ひなのさんは自分の気持ちを文章にすることが好きなようで、2021年に出版されたエッセイ『わたしが幸せになるまで』(幻冬舎)はベストセラーになりました。
前作から約2年。今年6月8日にも新たなエッセイを刊行するようで、予約段階からかなりの注目を集めています。文章はすべて彼女がコツコツと書きためたもののようで、両親との複雑な関係、特に母親に対するやり切れない思いなど、これまで決して明かさなかった真実が赤裸々に書かれているんです。その内容があまりに壮絶なようで……。実は彼女“宗教二世”としてずっと苦しんでいたんです」(前出・芸能関係者)
今年、芸能生活30周年を迎えたひなの。南国で書き下ろした著書には、衝撃の過去が綴られていた──。
新著のタイトルは『Dear ママ』(幻冬舎)。“親愛なるママへ”と題された著書で彼女が明かしたのは、子供時代に負った「心の傷」と母親が抱いていた「信仰」だ。
「ひなのさんのお母さんは8年ほど前に亡くなっています。もともと難病を患っていて、亡くなるまでの長い期間、寝たきりの状態が続いたと聞いています」(ひなのの知人)
中略
『Dear ママ』でひなのは、自身が宗教二世であることを初めて明かしているという。「ひなのさんの母親は、19世紀末にアメリカで始まったキリスト教系の宗教団体の信者でした。日本の信者数は約21万人といわれ、著名な歌手や漫画家が信者と報じられたことがあります。
この宗教団体は宗教上の教義で誕生日会を禁じています。吉川さんは過去にインスタグラムに『子どものころ家族にお誕生日をお祝いしてもらったことが一度もなくて、それがすーごく寂しかった』と書いたことがあり、注目を集めたことがありました」(芸能ジャーナリスト)
「誕生日を祝ってもらえなかっただけでなく、クリスマス会やお正月の儀式もできなかったと聞いたことがあります。競ったりすることも禁じられていて学校の運動会も不参加。校歌を歌うことも禁止で、小学校低学年の頃、『こいつはいつも校歌を歌わない』と同級生の男の子にいじめられたこともあるそうです」(前出・ひなのの知人)
肉体的な苦痛を受けることも少なくなかった。
「幼い頃お母さんにパンツを脱がされ、お尻を革のベルトで叩かれたと語っていました。きょうだいが髪の毛をつかまれて水のシャワーを頭からかけられたり、階段の上から掃除機を投げつけられたこともあったそうです。
数々の行為のなかでも衝撃的なのが、「輸血拒否」をめぐる顛末だ。
「小学生の頃、ひなのさんが胸に付けていた名札の裏には『輸血はしないでください』と書かれていました。『事故などで輸血をしないといけない場合、そのまま死になさい』とお母さんに教えられていた彼女は、通学路を横切る車に恐怖を感じ、“どうか私を轢かないでください”と幼心に願っていたそうです。
ところが、当のお母さんは亡くなる数日前に集中治療室で貧血を起こした際、医師のすすめに従ってあっさりと輸血を選択したそうです。
全文はソースをご覧ください
引用元: ・吉川ひなの、“宗教二世”としての苦しみと心の傷を新著で告白「クリスマスも誕生会も禁止」「輸血拒否」亡き母との35年に及ぶ恩讐 [muffin★]
母親につれられてエホバの集会来てたって
前は多兄弟の末っ子で可愛がられて育った設定じゃなかったっけ
それ全部こうだったらいいなって話を作ってたんだって
テレビや雑誌で見せる、明るく不思議なキャラクターは彼女が必死につくりあげた、もうひとりの自分だったのかもしれない。デビュー当時、彼女は芸名である「吉川ひなの」をたびたび本名だと話し、本を出版するまでは母親についてネガティブな発言をすることもなかった。
実際に、17才の彼女は本誌・女性セブン1997年6月26日号のインタビューで母親について「すっごい自慢です」としてこう語っていた。
《ママは庭の花を花瓶に生けたり、お風呂にバラの花びらをうかべちゃったりとか、自分が女であることをすごいうれしく思っているの。だからひなのも、女に生まれたことがすっごくうれしい。ママだけじゃなく、家族全員、もう自慢ですよ。すばらしく恵まれたところにいると毎日思っております》