ジャニーズ事務所が創業者であるジャニー喜多川氏(2019年死去)による少年たちへの性加害問題で大揺れだ。藤島ジュリー景子社長(56)は動画で謝罪したが批判はやまず。最年長タレントの東山紀之(56)は自身が出演する番組で社名を変更しての出直しも口にしたが、この東山発言も「騒動の幕引きを狙ったパフォーマンスでしかない」とみるのが、元ジャニーズJr.の平本淳也氏(56)だ。
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「東山は相次ぐ被害告発について残念でなりませんと神妙な顔で言っていましたけど、もともと彼はジャニーさんの側近中の側近のひとり。常にその意向に沿って『邪魔』を排除し、副社長だったメリー喜多川さんには従順な召し使いでありつづけた。どちらかというと加害者側なのは関係者なら誰もが知っていること。性加害など知らないという厚顔ぶりには呆れてしまいます」
■少年隊も合宿所で生活
──ジャニー氏の性加害についても知っていたはずだと。
「ええ。少年隊も長く合宿所でジャニーさんと暮らしていましたので知らないはずがありません」
居場所がなくなる恐怖
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(提供)ジャニーズ事務所
──ジャニー氏は好き嫌いが激しく、「お気に」から突然「お嫌」になって、ジャニーズ事務所を追われた少年も数え切れないとか。
「クビだとか、出ていけと直接言われるわけではないんです。ただ居場所がなくなって、いられなくなる。ジャニーさんに嫌われると、途端に東山ら先輩たちの目も冷たくなるし、レッスンなどのお呼びもかからない。少年たちからみて、ジャニーさんは大の大人でしたし、睨まれたり無視されたら怖くて、いたたまれなくなります」
──そうやって気に入らない者を排除してきたのがジャニー流であったと。
「そうですね。(現在の社長である)ジュリーさんが叔父でもあるジャニーさんの性加害を『知らなかった』と平然とうそぶいたことといい、根は同じ。最高裁でも事実と認めたジャニーさんの性加害について、これまで謝罪はおろか説明責任も果たしていません。事実関係の認定すら事務所は知らん顔でしたよね。それがジャニーズの危機対策マニュアルかと思ってしまいます」
──ジュリー社長は経営改革、社内意識の抜本的改善に取り組むとしていますが。
「今回は動画とはいえ社長自らコメントを出しました。ジャニーズが変わったところといえば、そこだけ。第三者委員会も設けないというし、この期に及んでも自分たちはこれぐらいの対応で許されると高をくくっているのだと思います」 =つづく
▽平本淳也(ひらもと・じゅんや)1966年、神奈川県厚木市生まれ。ジャニー喜多川氏からの誘いで13歳から「合宿所」に出入りし、田原俊彦らのバックダンサーを務める「ジャPAニーズJr.」に参加。18歳で退所。96年の著書「ジャニーズのすべて」3部作など、自らの被害体験を含むジャニー氏から受けた性加害の告発は約30年に及ぶ。
引用元: ・元Jr.が実名激白!「東山はジャニー氏側近中の側近。性加害を知らないはずがない」「意向に沿って『邪魔』を排除」 [ネギうどん★]