私は週5回ラーメン屋に行くが、そのうち3回ぐらいは知らない
店に行くようにしている。それも前頭葉を刺激するためだ」という――。(第1回)
※本稿は、和田秀樹『不老脳』(新潮新書)の一部を再編集したものです。
■私が週に4、5回ラーメン屋に行く脳科学的理由
わたしはラーメンが好きで週に4、5回ラーメン屋に行くと言うと
「そんなに行くんですか」と驚かれるのですが、はい、行っております。
それはともかく、週に4、5回ラーメン屋に行くうち3回ぐらいは知らない店に行くようにしています。
行ったことのない店に行って美味しいかまずいか試してみて、まずかったら
「実験は失敗だった」と思えばいいと思っているのですね。
「0勝5敗だった」とか「3勝2敗だった」とか脳内で星取り表をつけるだけでも充分刺激になる。
前頭葉は「新たな発見」を求めています。これから高齢者が増えていく中で、どうやって老後を過ごすのか
ということをよく聞かれたりしますが、そういう時は「生きることを実験だと思えばいい」と申し上げる
ことにしていて、生きることが実験だと思えれば、失敗はさほど怖れる必要がありません。
●パチンコは×、競馬と麻雀は○
ここではっきりと申し上げておきますが、脳にとって「退屈は敵」です。
刺激がない状態に置かれた脳は衰えていきます。
使われなくなった脳内のネットワークは失われてしまいます。刺激の反対語こそ「退屈」ではないでしょうか。
ギャンブルは前頭葉機能が落ちた中高年や初老のあたりで始めると
依存症になるリスクが高いので、毎日やれてしまうネットカジノやパチンコはお勧めしません。
が、ドーパミンを得やすいという意味では刺激になりますから、週2日程度しか開催しない中央競馬や
面子(メンツ)を集めてやる麻雀などは脳の活性化という面でよいと思うのです。
続きはYahooファイナンス(プレジデント) 05/27 12:17 配信
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/f72dfd39c1f2fbf206a649c450f4a7fc87965377
引用元: ・【健康】「前頭葉を刺激するため」週3はラーメン屋の新店を試す62歳医師の脳科学的理由 [おっさん友の会★]
そう語るAさん(40代)は、元人気ラーメンブロガーだ。
かつては毎日ラーメン店に行き、年間500食を食べあるいていたことも。そしてラーメンオタクの間でも一目置かれていた存在だった。
しかし、あることをきっかけに精神的不調に陥り、うつ病と診断され、現在は務めていたIT系の会社を休職中だという。
「会社の飲み会の席で『Aさんってラーメンに詳しいんですよね』と女の子たちに聞かれて、僕のおすすめを教えてあげたんです。
最近のトレンド、店主の人柄、コスパなど様々な側面を考慮して、女子向けのいいお店をです。また90年代からのラーメンのニューウェーブ系の歴史もわかりやすく教えてあげた。
知り合いの店主だから僕の紹介だと言えば味玉ぐらいオマケしてくれるんじゃないかとも言いました」
Aさんにそんな話を聞いてきたのは会社の20代の女性社員3人だった。だが翌日、会社のランチルームに入ろうとした時、彼女たちがAさんの話をしていたという。
「酷いことを言っていたんですよ。『ラーメンぐらいであんなに得意になれるって終わってる』『彼女もいないし、ラーメンと結婚したんじゃないの』『息がトンコツとニンニクの臭いがする』なんて。
その場には僕の後輩の男性社員たちもいたみたいで、みんな笑っていた。その日は会社を早退して、家に帰ったらめまいがして」(Aさん)
電話取材を行っていると、この話をしているうちにAさんは嗚咽をもらしはじめた。ラーメン二郎も全店制覇するなどラーメンに尽くし、恋愛、友人、仕事(休日の出勤も食べあるきのために断っていた)を犠牲にしてきただけに、周囲の心ない言葉が響いたようだ。
「ラーメンは結局、僕になにも与えてくれなかったんです」(Aさん)
またもう一人は、行きつけだったラーメン店の店主から『経営にまで口を出すのはやめてください。もうウザいからこないでください』と言われたことを機に、過食に陥って、もともと80キロだった体重が現在は120キロになっている。
彼は現在外出恐怖症だと言っており、家でカップラーメンを大量に食べており、健康状態も心配だ。
アスリートかラーメンを食うとめちゃくちゃ怒る奴がいるがそこまでラーメンは悪魔の食べ物ではない