「K-POPアイドルになりたい」と新大久保に殺到する…日本で「Z世代の韓国化」が止まらない”これだけの理由”
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d0a67955fa9654210e115657413f8abb0d2d3d5
ファッションの参考にする国、女性は10~50代で「韓国」が1位
https://ecnomikata.com/ecnews/35487
SNSの動向を分析すると、Z世代は『韓国発のトレンド』にとても敏感に反応している。性格診断は瞬時に広がり、韓国のコスメやファッションは飛ぶように売れる。日本のZ世代の間で『韓国化』がはじまっているようだ」という――。
引用元: ・「Z世代の韓国化」ヤバすぎる。「K-POPアイドルになりたい」「ファッションは韓国を参考にする」 [796594164]
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■「韓国コスメ」は売り切れ続出
②「韓国コスメ」の勢いはとどまるところを知りません。トレンドになるコスメのほとんどが韓国発のブランドになっています。
例えば「Wonjungyo(ウォンジョンヨ)」は、大人気ガールズグループTWICEのメイク担当であるウォン・ジョンヨが監修する新コスメブランドで、2022年秋に誕生しました。TWICEのようなメイクが簡単に再現できると話題を集めています。
3月1日に発売された「メタルシャワーペンシル」(全3色、1650円)は、塗るだけでふっくらした涙袋がつくれると売り切れが続出。マスカラやファンデーションの新商品が発売されるたび、美容系のインフルエンサーがTikTokやYouTubeで取り上げるため「SNSで見ない日がない」と言われるほどです。
注目コスメの二つ目は、「&nd by rom&nd(アンド バイ ロムアンド )」です。これは、日本のローソンが韓国の人気コスメブランド「rom&nd(ロムアンド)」と共同開発したプチプラコスメです。リップ、マスカラ、アイシャドウ、アイブロウ、ファンデーション、ネイルが550~1580円の手ごろな価格で手に入ります。
3月末から全国のローソン店舗で販売を開始すると、発売3日間で売り上げは30万個を突破し、2カ月分が3日で売れました。「rom&nd(ロムアンド)」はZ世代にはよく知られたブランドです。さらに従来のコンビニコスメよりクオリティーが高いと評判になり、今でも供給不足が続いているようです。
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なぜZ世代は「韓国コスメ」に熱中するのでしょうか。リーズナブルな価格で「派手ではないけれどきちんと盛れる」のがポイントです。ひと塗りであか抜けた印象、シャレた印象を出せる穏やかな発色。入手したくなるパッケージのかわいらしさも人気の秘訣(ひけつ)でしょう。
SNSでは韓国アイドルやメイクアップ動画が数多く流れています。こうした情報に、日常的に触れている影響は大きいです。アイドルに憧れ、自分も彼女たちに近づきたい、まねしたいと思う――。こうした感情が「韓国コスメ」人気を支えていると感じます。
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■なぜZ世代は韓国発のトレンドに憧れるのか
Z世代はSNSの中にとどまらず、リアルな韓国を体験しようと積極的です。
4月に東京・原宿で、韓国の女性アイドルグループ「NewJeans(ニュージーンズ)」と人気ファッションECサイト「MUSINSA(ムシンサ)」がコラボした10日間の期間限定店舗がオープンしました。
会場には、イベント開催前からNewJeansのポスターが設置され、写真スポットになったほど。店舗では、韓国の最新ファッションブランドが並んだだけでなく、現地で人気のドーナツ専門店や、ソウルの有名レコードバーのDJブースも登場しました。
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■「最先端」「オシャレ」だからまねしたい
④韓国アイドル・芸能人の人気は、日本のZ世代で進む「韓国化」の下地になっています。TikTokを見ると、韓国アイドルのダンスやポーズをまねた投稿で溢(あふ)れています。
例えば「#GoPlumpChallenge」と呼ばれる一連の投稿動画があります。これは、すっぴん姿からメイク姿に変わる変身動画として韓国で流行し、日本でもまねた動画が数多く投稿されています。
発端は韓国発のコスメブランド「innisfree(イニスフリー)」が韓国で展開した美容液のTikTok広告です。日本のZ世代でも人気の高い韓国の6人組ガールズグループ「IVE(アイヴ)」のウォニョンが起用され、その振り付けをまねた動画がTikTokで大流行。ウォニョン風メイクも広まりました。ミュージックビデオだけでなく、広告動画すらまねてしまうから驚きです。
Z世代が韓国アイドル・芸能人をまねる理由は何でしょうか。自分の好きなアイドルを応援したい「推し活」の一種だと思いますが、若い世代は韓国発のトレンドに「最先端」「オシャレ」というポジティブな印象を抱いているのだと感じます。これは韓国アイドル・芸能人がもたらした影響が非常に大きいと思います。
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■J-POPブームは昔話になった
1990年代の日本やアジアは、安室奈美恵さんに象徴される空前のJ-POPブームでした。彼女のファッションをまねた、茶髪、細眉にミニスカート、厚底ブーツの「アムラー」が各地で現れました。そんなJ-POPブームはすっかり過去のことになりました。
日本のアイドルは、SMAPや嵐ほどの人気グループでも、北京・上海・ソウル・台北といった都市でしか公演を行っていませんでしたが、K-POPアイドルは、2000年代初期の頃から、東南アジアを中心にツアーを展開し、グローバル展開の地足を着実に固めていきました。
日本でも東方神起やKARA、少女時代がブレークし、彼らのルックスや洗練されたパフォーマンスが広く認識されるようになると、強力な味方が現れます。SNSです。K-POPアイドルたちの音楽やダンス、あるいは彼らを起用したCMが拡散されるようになりました。彼らの影響力とともに、韓国が若者トレンドの発信地になったように思います。
もはやZ世代にとって「カワイイ」は日本にはなく、お隣の韓国にある。「カワイイ」を求める日本のZ世代が「韓国化」するのは当然でしょう。若者は政治離れ・ニュース離れが加速していることもあり、政治情勢に関係なく「韓国化」が進んできたと言えます。
アホな部分まで真似しすぎ