なぜ陰謀論を信じ、そこから目が覚めた今、何を思うのか。
「すごい情報にたどり着いてしまった……この俺だけが」2年ほど前のこと。YouTubeで2020年の米大統領選をめぐる動画を眺めていた高知さんは、
「選挙で不正があった」との“衝撃の事実”に釘付けになった。陰謀論に片足を突っ込んだ瞬間だった。
高知さんは、2016年に覚醒剤取締法違反などの容疑で逮捕された。その後は自身の薬物依存からの回復に取り組むとともに、依存症に関する情報を発信するなど、依存症者を支援する活動を続けてきた。
そんな高知さんが、どのようにして縁遠いはずだった「陰謀論」と結びついたのか。きっかけは、依存症の情報発信のためにSNSやYouTubeを使うようになったことだった。
「この年齢で動画やSNSでの情報発信を始めてみたものの、どんなやり方が良いのかわからない。他の人の動画や投稿を見て、とにかく情報を取り込まないと若い世代についていけないと思ったんです。いつの間にか、暇があればSNSを見るようになっていましたね」と高知さんは振り返る。
いわゆる「都市伝説」に関する話題やテレビ番組はもともと好きだったが、あくまで娯楽の範疇(はんちゅう)だった。
そう話す高知さんだが、米大統領選に関する「陰謀論」の動画をたまたま見つけると、そこからまったく抜け出せなくなった。ある動画を眺めていると、類似した内容の動画がどんどん出てくる。SNSでは関心がある情報ばかりに包まれる「フィルターバブル」が生じ、極端な考えに染まってしまうことがあるが、ネットに疎い高知さんは、その仕組みそのものを知らなかったのだ。
「俺だけがこの情報を見つけられたんだ。マスコミが報じない真実がここにある。日本も世界もやばい。見つけたことを自慢したいし、周りに知らせないといけない。そんな感情だけが頭の中を支配していました」
今でこそ笑いながら陽気に振り返るが、当時は“洗脳”のような状態に陥っていた。ちょっとでも時間があればスマホを手にしてYouTubeやSNSで陰謀論の情報を検索。「内容がわかりやすくて、こんな話もあったのか! 届いちゃったよ俺だけに! と、どんどん深みにはまっていきました」
のめり込んで半年が経ったころ、依存症からの回復を図る自助グループの集まりに参加した高知さんは、「すごい話があるんだよ」と陰謀論を唐突に、冗舌に語りだした。
お互いに信頼し合い、何も包み隠さずに話すことができる仲間たち。その全員が即座に、どっと笑った。「一瞬、ムカッとしましたよ。でも、関連動画の仕組みを説明されたとたんに恥ずかしさが襲ってきて……そうだったのかって」
高知さんを「無知」などと片付けたくなる人もいるだろう。ただ、高知さんは「誰にでも信じてしまうリスクはあると思います」と話す。
陰謀論にハマる人の傾向として識者らが指摘するのが、「孤立や劣等感を抱えていて『自分だけが知っている』という優越感を得たがる人」や、「パンデミックやテロ事件が起きた理由を知りたがる、自分が納得できる情報を探す」などの不安感に基づいた知識欲にかられた人だ。
https://dot.asahi.com/dot/2023072100033.html?page=1#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
引用元: ・【高知東生さんが語る】 「陰謀論」から抜け出した瞬間
向こう側の人間になってしまったんですね
可能なら今の時代やるやつはいる
まさか常識的にそんなことをやるはずが、という考え方が駄目なのね
でも宇宙人とかUFOとかそんなものは今の時代ないんだよ
可能なものと不可能なもの
点ではなく線
このへんの見極めが大事
芸能人の不祥事は、政府が何かしようとしている時の隠れ蓑だ
あいつが逮捕されないのは、安倍が裏から手を回しているからだ
↑陰謀論の典型
治療しなくて大丈夫なんだろうかと心配になる
今の時代、誰でも情報発信できるようになってるけど、誰もが情報発信する必要も無ければ受ける必要も無い
なのにそれがすべてとは言わないまでも、情報発信することが「イケてる」みたいな気になっちゃうのか、そんなことに時間を費やしたがる人間の実に多いこと
圧力というのはこれが強いか弱いかだな
無いのはおかしい
煙幕として芸能人のニュースを流すのは政府がどうかは別にして可能だろう
政府であるとも限らない
権力者が誰かをかばうことは実際にあるしジャニーズの問題なんかはこれだろう
可能不可能で考えれば陰謀論なんてものは出てこない
読書習慣とか勉強習慣なくて自分がお気に召すア◯ア◯情報受け入れてア◯みたいなこと言ってるやん