夏のレジャーシーズンで相次ぐ水の事故を防ぐ合言葉として、インターネットなどで広まりつつあります。
どのような意味なのか、呼びかけている人を取材しました。
■海や川でサンダルが流されても追いかけずに見送ろう
呼びかけているのは大阪市のNPO法人の代表で、水の事故を防ぐ教室を開いている、すがわらえみさんです。
「サンダルバイバイ」とは、海や川でサンダルなどが流されても、追いかけずに見送ろうという呼びかけです。
無理に追いかけて溺れてしまう事故も起きていることから、すがわらさんは2年前からインターネットで動画や漫画を紹介するなどして、この「サンダルバイバイ」を呼びかけています。
すがわらさんによりますと、子どもたちがサンダルなどを追いかけてしまう背景には、「物をなくしてはいけない」という教えや、「なくしたらしかられる」という思いがあり、保護者の理解も重要だということです。
このため、サンダルをなくした子どもをしからないことを約束してもらおうと、「おやこ条約」という用紙を作って親子で署名してもらうことを勧めています。
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■50代男性「子どもには『持ち物が流されたらまた買う』と話す」
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■流されたサンダルなど追いかけて事故に 全国で後絶たず
流されたサンダルなどを追いかけて水の事故に巻き込まれるケースは全国で後を絶ちません。
警察庁の統計によりますと、去年、中学生以下で水の事故で亡くなった人は26人で、この42.3%にあたる11人は川や海での水遊び中だったといいます。
また、河川財団による過去20年間の川の事故の分析では、幼児と小学生でよく見受けられる事故のパターンとして、「落としたボールやサンダルなどを拾おうとして溺れたケース」が挙げられています。
3年前の6月には埼玉県日高市の川で、友人と遊んでいた小学4年生の女の子が溺れて亡くなり、川に流されたサンダルを拾いに行こうとしたとみられています。
5年前の8月には仙台市の河原で、バーベキューをしていた高校1年の男子生徒が川に流されたサンダルを探しに行ったあと行方が分からなくなり、川の中で見つかりましたが、死亡が確認されました。
大人の例もあり、3年前の7月には福島県会津若松市で、70歳の男性が流されたサンダルを探しに川に入ったあと行方が分からなくなり、その後死亡が確認されました。
■専門家「命よりも大切なサンダルはない」
海上保安庁で救難や警備の業務に長年携わった日本水難救済会の遠山純司理事長は「光の屈折などの原因で、海や川は水面を見ただけでは分からない予期せぬ深みや流れがある。流されたサンダルを一生懸命追おうとすると、物ばかりに注意がいって、深さや流れなどの周りの環境に対する注意力がなくなってしまうので非常に危険だ」と話しています。
ほかに海や川の事故を防ぐポイントとして遠山理事長は、脱げにくいサンダルやマリンシューズを履くこと、海や川の環境を知ること、それに保護者が子どもより川の下流や海の沖側に立つことなどを挙げています。
遠山理事長は「備えたうえで海や川に行くことが大切です。命よりも大切なサンダルはないということをしっかり心に刻んで、海や川で楽しんでいただきたい」と話していました。
以下全文はソース先で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230729/K10014146631_2307291715_0729173809_01_08.jpg
NHK 2023年7月29日 17時29分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230729/k10014146631000.html
引用元: ・【水難事故】命よりも大切なサンダルはない…流されても追いかけないで [ばーど★]
自分の子供がサンダルを無くしてきたら怒るんだろう?
沖に向かって投げても波に揺られて帰ってくる
お母さんに怒られるかもとか、大切な思い出があるお気に入りとかで追いかけちゃうんだろうな。。。
裸足で帰るのしんどいからってのもあるだろうけど。
マリンシューズにしましょ
生命がけでサンダル取りに行かねーし
死ぬと思わないから拾いに行くんだし
海や河の怖さをガキの頃からしつこく教えないからなんだぜ