職業別にみると、保育士は1.6倍と、全体より高くなっていて、ほかの職業より人手が不足している傾向にあることを示しています。
少子化が叫ばれているにもかかわらずなぜ保育士の人手が足りていないのでしょうか。その背景を探りました。
■採用試験を受けたい人がいない
宮崎市の認定こども園、高千穂幼稚園。
保育士と幼稚園教諭の2つの資格を持つ保育教諭が常勤と非常勤で合わせて15人働いている。
(保育士)「子どもたちの反応とかがすごく楽しそうだと、こっちも楽しくなる」
「最初ハイハイだった子が歩けるようになったり、トイレで成功したりとか、そういうのを見たらやりがいを感じます」
ここでは、園児を受け入れるための人員はそろっているが、園長には苦労していることがあるという。
(認定こども園 高千穂幼稚園・日高大介園長)「募集を出してもちょっとこなかったりとか、採用試験を受けたい人がいらっしゃらなかったりということが、ここ2年ほど続いたので」
■認定こども園の数は2014年から5倍以上に
共働き世帯が増えたことなどで保育のニーズが高まる中、国の新しい制度もできたことで、県内の認定こども園の数は、2014年の42か所から、今年は214か所に増加。
このため多くの施設が人材確保に苦労している。
実際に、県がおととし、県内の463施設を対象に実施したアンケート調査では、半数近くが「保育士が足りていない」と回答した。
もうひとつ背景にあるのが高い離職率だ。
同じアンケート調査で、2019年度に採用された常勤保育士は641人、これに対し、離職したのは566人にも上る。
■働き方と給料が見合ってない
保育士の大変さについて、これまでに3つの施設で働いたことがある24歳の女性に話を聞いた。
(3つの施設で保育士として働いたことがある女性)「働き方と給料が見合ってないので・・・」
保育士は国家資格であり、子どもの命を預かる責任の重い仕事でありながら、給料がほかの職業より低い。
厚生労働省の賃金構造統計調査によると、県内の保育士の月給は平均23万1600円と、全ての産業と比較して3万円以上低くなっている。
さらに、女性は労働環境の整備が遅れている施設が多いと指摘する。
(3つの施設で保育士として働いたことがある女性)「休憩時間は1時間って決まってはいるんですけど、園によっては休憩場所が教室内とかだったりするので、子どもたちが常にいる状態なので、気は抜けない」
また、子どもたちが帰ったあとも保育計画の立案や発表会の飾りの制作などがあり、仕事が勤務時間内に終わらないことも多いと言う。
しかし・・・
(3つの施設で保育士として働いたことがある女性)「残業代ついてるのを見たことがないですね。あんまり・・・。見たことないです。残業つかないけど、持ち帰る仕事が多かったりとか・・・」
(以下略、全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7242dfafe2510c029140faadb14aae7efac79a98
引用元: ・【社会】「働き方と給料が見合ってない」 共働き増で認定こども園が増加しても保育士が足りない現実 [ボラえもん★]
バカな話だよねえ。
子育てアウトソーシングして他人の儲けのお手伝い
何のために生きてんのよ