まいどなニュース2022.09.06(Tue)
https://maidonanews.jp/article/14711207
2022年の夏は、多くの地域で3年ぶりに夏祭りや花火大会が開催されました。多くの人がイベントを楽しめた一方、マナー違反による悲しい出来事も起こっているようです。「なにわ淀川花火大会」の開催地、大阪市淀川区が運用するツイッターアカウント(@yume_yodogawa)が、観覧者に踏み荒らされてしまった花壇の写真を投稿。このような事態が発生した状況などをたずねました。
「3年ぶりに夜空に咲いた大輪に心躍りましたね。でも残念なことに、地域の方が大切に育てられた花を台無しにしてしまう状況もありました……。打ちあがる花火の下、誰もが幸せな気持ちになれるように観覧マナーを守っていただきますようお願いします」。
一緒に投稿された写真には、花壇の上で折られ、踏まれて、ぺちゃんこになっているヒマワリやオリヅルランなどの植物。「花をとらないでください 十三公園事務所」と書かれた立札も地面に倒れていました。
写真を見た人からは「こんなことまでして花火を見て心が痛まないのか!? 草花がかわいそう…」「植物にも命がありますし、育てていらっしゃった方々のお気持ちを思うと悲しくなりました」「花火がどんだけ綺麗でも、見る奴の心が汚すぎる。ほんと、こんなことしたヤツにバチが当たることを祈る」など、怒りと悲しみの声が多数寄せられていました。
地元の人も、「悲しすぎ あの辺きれいにしていたのに」「見に来てくれるのはありがたいけど、マナーは守ってほしい。大量のゴミはボランティアの方々がひと晩で綺麗にしてくれてるんですよ。できないなら全席有料にして、主催者が『見る人を選ぶ』くらいにしないと」など、残念に思ったり、憤ったりしています。
また、「ツイートしたところで、当の本人がここを見てなければまったく意味のないことでないかと。人があふれかえることは予想できたはず!ロープや柵などもっと対策をすべきだっと思いますね。自分さえよければいい。やった本人が悪いことに違いはないですが・・・」「マナーを守らない人は花火観なくていい! 花火の主催者もこう言うことのないよう注意喚起するべきだ!」などの意見を述べた人もいました。
「住民が種から育てた草花だったのに」
投稿した大阪市淀川区役所の政策企画課の広報担当者が、花壇が荒らされた詳しい状況、対策ができなかった理由などについて語ってくれました。
――写真に「十三公園事務所」と書かれた立札が写っているのですが、花壇の場所があったのは?
「こちらは大阪市建設局の十三公園事務所が管理している遊歩道の花壇です。花火大会の会場の淀川河川敷に向かう道路にあり、当日は大変人通りが多い場所でした」
――投稿には「地域の方が大切に育てられた花」とありましたが、近隣住民も花壇の世話をしているのですか。
「大阪市の建設局が緑化を推進するために、『花壇づくり支援事業』として緑化ボランティアなどの地域団体や人に花壇や種を提供しています」
――花壇が荒らされているのはいつ、だれが、発見したんですか。
「花火大会の翌日の朝にボランティアや有志の方が清掃活動することになっていて、淀川区役所の職員も参加しており、その時に職員が発見しました。一緒にいた住民の方は、『こんなことになっているな…』と、とても残念そうにしていました」
――市や区からは何か対策は可能だったのでしょうか?
「河川敷沿いの遊歩道で、人が歩行する必要があるのでここにテープを貼ったり、立ち入り禁止区域とすることはできません。花壇については、そもそも人が侵入することを想定していないのです」
――荒らされてしまった花壇の修復などはどのように行われますか。
「利用されている地域の方が修復されることになると思います」
――来年以降も開催予定の「なにわ淀川花火大会」について、思いは。
「3年ぶりの復活とあって、ハメを外した方もいるのかもしれません。しかし、今後も続いて開催されるように、マナーを守ってもらえて、観覧に来られる人も、地域の人も楽しめるイベントになってほしいです」
※以下リンク先で
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・谷町邦子)
引用元: ・【大阪】美しく咲いていた遊歩道の花が踏み潰される「マナーを守らない人は花火観なくていい」「育てた人の気持ちを」 [七波羅探題★]
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