全国で問題化しているトラックドライバーが用を足した尿入りペットボトルとみられるが
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」で、お茶の可能性もあるのではないか。よし、拾ってみよう。(白石支局・岩崎泰之)
●1kmも行かないうちに箱が満杯に
8月18日、県境まで上り線だけ片側2車線となる約3キロの区間を調べた。
周囲は田園地帯だが、幹線道路で交通量は多い。
見渡すと道路の端や歩道にペットボトルが点在する。一つずつ拾ってバイクの荷台の箱に入れて先へ進む。
1キロも行かないうちに箱が満杯になり、公衆トイレのある隣の斎川地区の駐車場に運んだ。
500ミリリットル容器が多いが、2リットル容器もある。中身は茶色で薄かったり濃かったりし、量はどれも中途半端。
キャップがあるのに、どこかでかいだことのある臭いがする。
■「半分くらいはお茶では」半信半疑だったが…
今回の取材は、宮城県南で越河地区のポイ捨ての多さが際立っていたことがきっかけだ。
地元の人は「おしっこ」と言うが、「半分くらいはお茶だろう」と半信半疑だった。
3時間で集まったペットボトルは中身入りが74本、つぶれたりキャップがなかったりした空容器が51本。
このうち中身入りの68本、空容器の44本が上り線に集中し、飲み口が広めのコーヒー缶も中身入りで4本あった。
炎天下に放置された熱々のペットボトル。キャップを取り、恐る恐る鼻を近づけると、用意したアンモニア測定試薬を使わずとも「それ」と分かった。
20本ほど確認したところで心が折れ、「お茶でないか」と高をくくっていた鼻もへし折られた。
●ポイ捨て 2、3年で急増
「家の前に捨てられたのは拾わざるを得ない」。近くに住む市議松野久郎さん(70)が現状を憂える。
ペットボトルのポイ捨ては5年前ごろは少なく、ここ2、3年で急増した。夜間に走行中の車から投棄されることが多いという。
越河第2区自治会長の八島喜一さん(76)は「地域で何とかできる問題ではない。
拾って集めて運転手に見てもらうしかない」と根比べの構えだ。
2人は記者が公衆トイレでペットボトルを片付けていると知って、手伝いを買って出てくれた。地域の美観は地域の人によって支えられていると実感する。
取材の翌日、現場を再訪すると、新たに中身入りペットボトル8本が転がっていた。問題は深刻だ。
続きはYahooニュース 河北新報 2023-08-31 6:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b280fe3859cf950d7d691be46df0dfa2cfebe744
引用元: ・【尿ペット】酷暑の国道4号、点在する「茶色い液体」入りのペットボトル…125本拾って嗅いでみた [おっさん友の会★]
終わった国
コンビニもスーパーもないから岩手と宮城の県境辺りは地獄
自治体がトイレ整備したらいいってことなのかな