<略>こうしてみると、日本ではいくつもの福祉制度が網のようになって、社会からこぼれ落ちそうな人々を助けているのがわかるはずだ。だが、こうした社会システムは諸刃(もろは)の剣でもあり、恵まれた条件が整っているがゆえに、人々が勤労の意欲を失うことがある。
たとえば2児の子どもがいる生活保護のシングルマザーの月の収入は22万3,000円だ。これに加えて、医療費や所得税などが免除されることを考えれば、大体月収30万円くらいの生活レベルになるだろう。
もしこの女性が途中で生活保護をやめて、アルバイトで生活していこうとしたとしよう。その場合、アルバイトの時給が最低賃金であれば、手取りは14万円以下と生活保護を受けていた時の半分の生活になってしまう。これでは何が何でも生活保護にしがみつこうという人が出てきても仕方のないことだ。
大阪府の職員は、こうした現状について次のように語る。
「誰だって仕事をして自立したいと考えるのは当然でしょう。しかし、生活保護をもらっている方が生活レベルが高くなるのならば、子育てをしている人はなし崩し的にそっちを選択してしまうことはやむをえないんじゃないですかね。そして一度生活保護を受給してしまうと、なかなかいい条件の仕事が見つからないから、ずっとそれに依存するようになる。やめたくてもやめられない、という人もたくさんいるんです」
シングルマザーが2人の子どもを抱えながら、月に30万円を稼ぎ出すことは簡単なことではない。給料の高い夜の仕事もあるが、子どもたちには寂しい思いをさせることになる。それなら、子どもが大きくなるまでは生活保護に依存しようという気持ちになるのは自然だ。
2児を育てるシングルマザーの生活保護費は「手取り22万円」だが…受給をやめて“働いた場合”の「驚きの手取り額」
9/3(日) 13:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/04a5bfedd82b5171ff6e72d53482b116305ce54c
引用元: ・ナマポシンママの手取りは22万3千円(月収30万円相当) 大阪府職員「ナマポは一生やめられない」 [454228327]
最低時給はまだまだ低すぎる
贅沢させすぎだわ
まずは外国人への支給をやめろ
世知辛いけども