【新型コロナ第9波】 発熱・咽頭痛のほか腹痛・吐き気も・・・小児科クリニック院長 「マスクをしていないと大方かかるかなと」

秋田市の「ちば小児科アレルギークリニック」。このところ、1日に5～10人を新型コロナウイルスと診断している。

ちば小児科アレルギークリニック・千葉剛史院長：
「熱がある患者を検査すると3～4人に1人は陽性になる。非常に流行していると言える。咳止め、たん切り、喉の炎症を抑える薬、解熱剤など薬局でなくなりつつあって、処方日数を抑えてほしいという話が来ている」

「第9波」の症状は、発熱や喉の痛み、頭痛など、これまでの患者に多くみられたものだけではないようだ。

ちば小児科アレルギークリニック・千葉剛史院長：
「消化器症状、おなかが痛いとか、吐き気がして1～2回吐いたという患者も、実は検査をしたらコロナだったという患者が結構いて、3～4日目くらいから咳や鼻水がひどくなってくるというイメージ。5類になったことで気を緩めて、マスクをしていないと大方かかるかなと。人混みや室内などではマスクをしていた方が良いのでは、と個人的には思う」

さらに、小児医療の現場では「異変」が起きている。

ちば小児科アレルギークリニック・千葉剛史院長：
「RSウイルスのような乳幼児の呼吸器疾患を起こすウイルスについて、今までは冬がメインだったが、コロナ後に関しては年中いるようなウイルスになってしまったので、その辺の考えを変えていかなければいけない。『熱があります』だけでは、診察しないとそれがコロナなのか他の病気なのか分からない。そこが難しいところ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4886395af0f453079c04a1681e06564e9b5a726d