【ジャニーズ】A.B.C―Z河合郁人「ジャニー喜多川氏は許したくもない」　ファンへの思い語り涙「僕が泣いてる場合じゃないけど」

「A.B.C―Z」の河合郁人（35）が8日、金曜レギュラーを務めるTBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演し、故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が7日に開いた会見についてコメント、涙を見せる場面があった。

会見では藤島ジュリー景子社長が4日付で退任したことと、少年隊の東山紀之の新社長就任を発表。2人はジャニー氏による性加害の事実を認めて謝罪した。今後は外部から法令順守を徹底するための人材を招き、人権侵害防止のため体制を整備することなどを約束。被害者へは期間を決めず、「法を超えて」（東山）の補償も行うとした。ジャニー氏の性加害問題については「人類史上、最も愚かな事件」と厳しく追及。「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組む方針を示した。

「自分の事務所のことでご迷惑をおかけして申し訳ございません」と頭を下げた河合。会見を見て「ジュリーさんが（ジャニー氏の）性加害を認めた部分と、東山さんの覚悟やジャニー喜多川氏への厳しい意見が印象に残った」と話した。東山の社長就任は「数日前に」知らされていたという。

そしてジャニー氏の所業について「このようなことをやっていたのはとても残念」とし、「僕がこの世界にあこがれてこの世界に入って成功してやるという気持ちで今も目標に向かって進んでいる。僕と同じような気持ちだった子供たちがそういう行為を受けていたことに対しては、僕はジャニー喜多川氏に対して許したくもない、許せない気持ちです」と吐露した。

「ジャニーズ事務所」の名称については「不快に思う方がいると思う。僕個人の中では変えた方がいいのでは」と私見。そしてファンへのメッセージを求められると「このような状況でも応援してくださっていることに…」と話した後、涙を浮かべて絶句。「（ファンに）本当に感謝しています。僕が泣いてる場合じゃないんですけど。ファンの皆さんのほうがつらい思いをしている」とファンを思いやった。

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