【社会】「ラブライブ」列車を撮るためにドローン飛ばした51歳撮り鉄摘発…静岡

　沼津市が舞台の人気アニメ「ラブライブ！サンシャイン‼︎」の柄を装飾した臨時急行列車を撮影するために、無登録の小型無人機「ドローン」を飛行させたとして、沼津署は19日、同市の会社員男性（51）を航空法違反の疑いで静岡地検沼津支部に書類送致した。　関係者によると、男性は6月18日、沼津市一本松で、機体登録していないドローンを飛行させた疑いがもたれている。同日午前、JR東海は東海道線の浜松―沼津間で、「ラブライブ！サンシャイン‼︎」の特製ヘッドマークを付けた列車2本を運行していた。ファンによる線路立ち入りなどを警戒していた署員が、ドローンが飛行しているのを見つけて発覚した。

重量100グラム以上のドローンは2022年6月から、国土交通省への登録が義務付けられている。

男性が撮影しようとした臨時急行列車は、販売開始から1分以内に計450席が完売するほどの人気で、SNSでも話題になっていた。キャラクターは車内装飾として施され、外装の装飾は特製のヘッドマーク。登場した車両「373系」は運行機会が少ないこともあり、沼津駅周辺にはアニメファンや鉄道ファンが集まっていた。

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