以下、八戸市保健所の菌の詳しい説明資料の全文です。
黄色ブドウ球菌による食中毒とは
【菌の特徴】
・人や動物の皮膚、鼻やのどの粘膜、毛髪や食肉、生乳など自然界に広く分布
・特に、傷口やおできに化膿菌として存在
・菌自体は熱に弱いが汚染んされた食品中で熱に強いエンテロトキシンという毒素を作る
【原因食品】
・おにぎり、弁当などの調理品
・二次汚染を受けた食品
(多岐にわたる)
【症状】
・嘔吐・吐き気・腹痛など
(潜伏期間は30分~6時間)
【食中毒予防のポイント】
・手指の洗浄を十分に行う
・手に傷などの可能性がある場合は、食品にふれない、調理しない
・調理器具の洗浄・殺菌の徹底
・食品は低温管理(10℃以下)し、長時間放置しない
・調理にあたっては、防止、マスクを着用
セレウス菌による食中毒とは
【菌の特徴】
・土壌、河川水などの自然界を始め、農産物、水産物、畜産物などの食料に広く分布
・熱に強い芽胞を作り増殖時産生される毒素により食中毒が発生
・嘔吐型、下痢型がある
【原因食品】
嘔吐型:チャーハン、ピラフ、焼きそば、スパゲティー
下痢型:弁当、食肉、野菜、スープなど
【症状】
嘔吐型:吐き気、嘔吐
(潜伏期間:30分~6時間)
下痢型:腹痛、水溶性下痢
(潜伏期間:8時間~16時間)
【食中毒予防のポイント】
・一度に大量の米飯や麺類を調理し、作り置きしない
・穀類等が原料の食品は調理後に保温するか、小分けして速やかに低温保管(8℃以下)にする
22日までに八戸市保健所は体調不良の原因と思われる9月15日と16日に製造された商品は33都道府県に約2万2000個流通したと発表しています。また、その種類については「吉田屋」が発表している12種類を上回る59種類と発表し、異常のあった種類を絞り切れていなため全種類を調査するとしています。
青森テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c543e91bd515a2e87a9b553ffebf6566f8c67ed6
引用元: ・“吉田屋”弁当 黄色ブドウ球菌及びセレウス菌による“食中毒”と断定 23日から“営業全部禁止” [どどん★]
気の毒とも思うけど
他の弁当屋では この規模でやらかしてないからなあ