働く女性の割合、福井トップ「世代を超えて働く風土」　最下位は奈良

今年7月に発表された2022年の就業構造基本調査では、配偶者がいる女性の有業率は福井が全国トップで64・6%。全国平均の56・3%を大きく上回った。上位には、北陸地方の県が複数ランクインした。逆に最も低かったのは奈良で、全国で唯一50%を切る49・1%。福井との差は15・5ポイントに及んだ。

福井の高さについて、埼玉大の金井郁教授は「福井は歴史的に製造業が多く、通勤しやすい近さに職場がたくさんある。祖父母が同居していたり近くに住んでいたりして子どもを預けやすく、世代を超えて女性は働くものという規範が強い風土だった」と解説する。

全国の生産量の9割を占める…(以下有料版で，残り580文字)

朝日新聞　2023年9月27日 7時30分
https://www.asahi.com/articles/ASR9Q5VHLR9QULLI001.html?iref=comtop_7_04