“#ジャニーズスポンサー購買宣言”というタグとともに、9人組アイドルグループ「Snow Man」のファンからあがるのは、洋菓子大手の不二家を熱烈に応援する声だ。
故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題で、ジャニーズ所属タレントとのスポンサー契約を見直す企業が相次ぐなか、不二家は同事務所の動向次第でしかるべき対応を検討するとしながらも、「現段階では変更の予定はございません」と契約期間中を理由に起用続行。Snow Manが出演する同社のチョコレート「ルック」の新CMのテレビ放映もスタートしたばかり。
業績不振に陥っていた同社は、2020年からブランドキャラクターにSnow Manを起用。コラボ商品の発売などで、女性ファンの購買や来店が急増。同社は21年度、22年度と好決算を連発し、河村宜行社長が“Snow Man効果”を明言するほど。
■Snow Manに依存し続ける危うさ
9月7日のジャニーズ事務所の“謝罪会見”後、東急プラザ銀座で開催中(10月15日まで)の「はじまるよ新しい不二家 Smile Switch Festa 2023 in GINZA」という“Snow Man推し”のイベントには女性ファンが殺到。会場の壁一面に張り出されているファンからのメッセージには、Snow Manを支え続ける不二家への感謝が多く綴られている。
「不二家はSnow Manを起用した2020年以降、業績回復とともに株価急騰でウハウハの一方、子供やファミリー向けの商品を扱っているのに、ジャニー氏の少年への性加害を黙認するのか、といった声も少なくありません。切るに切れないSnow Manは不二家にとって“麻薬”そのもの。もし仮に不二家がSnow Manとの契約を更新しなかった場合、女性ファンの離反は必至で業績にダイレクトに直撃するはず。不二家としては、10月2日の記者会見でジャニーズ事務所が社名の変更とマネジメントの切り離しを発表することを願っていることでしょう」(週刊誌記者)
“ジャニーズ切り”を宣言している花王やサントリー(食品インターナショナル)は偶然か否か、株価が長期低迷している。「カントリーマアム チョコまみれ」などのヒット商品も生まれているが、Snow Man依存も否めない不二家は、大手を振って推し続けられるのか。
引用元: ・【ジャニーズ】Snow Man依存で業績回復の不二家が恐れるジャニオタ離れ… ファン「もうお菓子は不二家でしか買わない」 [ネギうどん★]