今、閉山した登山道の入り口は、富士山の頂上につながる4つの登山道がすべて閉鎖されていました。
先週にも現地を訪れてみると、外国人観光客が1人、また1人と立ち入り禁止のロープを越えていきます。
バリケードをすり抜け、出てきた男性に話を聞きました。
中国から:「これ(看板)は全然分からない」「(Q.知らなかった?)私は富士山はずっと開けていると」「(Q.ずっと開いていると思った?)はい、はい」
この次の日には、恐れていた事態が起きました。9合目付近で、40代の男性が下山途中に転倒。けがをしました。
警察によりますと、男性はスニーカー姿で登山の装備をしていなかったということです。
さらに先週も、閉鎖された登山道から現れた2人の外国人男性。これらの男性は半袖に短パンと軽装です。
オーストラリアから:「(Q.なぜ富士山に来た?)ハイキングしに来ました」
イギリスから:「(Q.富士山は今、閉鎖されていますが?)OK」
■地元の観光協会「閉山期間中は登らないで」
日中には、日の出を見て下山してきたと思われる登山客が、次から次へとバリケードから出てきます。
登山客:「(Q.閉鎖されていることは知ってた?)いいえ、本当に何も知りませんでした」
バリケードを突破する登山客について、地元の観光協会は、次のように話します。
富士宮市観光協会担当者:「この時期は山小屋もあいていないし、トイレも全部使えないなので、何かあっても誰も助けに行けない。閉山期間中は登らないでくださいと伝えているので、なるべくそれを守っていただきたい」
詳しくはこちら
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000318732.html
引用元: ・【富士山】「誰も助けに行けない」 富士山の登山道閉鎖も…“すり抜け”続出 “軽装遭難”も

