神戸市垂水区にある神戸徳洲会病院では、そんな安全性の高いカテーテル治療を受けた患者5人が死亡し、複数の人の容体が悪化していると告発されています。
ABCテレビの取材班は、患者や遺族、そして病院の関係者を取材し、カルテやカテーテル治療中の動画、そして病院内部の音声を独自に入手。それらを元に複数の専門家に取材を重ねると、カテーテル治療を担当した「医師A」の治療の実態が見えてきました。
■体調に異変 病院で受けたカテーテル治療で感じた痛み
神戸徳洲会病院でカテーテル治療を受けた山下さん(仮名・80代)
神戸市で暮らす山下さん(仮名・80代)の体調に異変が起きたのは、6月のことでした。
(山下さん)「ベッドのところで横になろうと思ってたら、急に苦しくなって息ができなくなって」「締めつけられるようにギューッと」
呼吸もままならなくなったという山下さんは、夫が呼んだ救急車で神戸徳洲会病院に搬送されました。
診断は、心臓の筋肉につながる冠動脈に”血栓”などが詰まる「急性心筋梗塞」でした。
■年中無休で患者を受け入れる地域の医療拠点
神戸徳洲会病院は、全国で病院を運営する医療法人・徳洲会が37年前に開設し、24時間、年中無休で患者を受け入れているという地域の重要な医療拠点。搬送された山下さんはカテーテル治療を受けました。
カテーテルとは、直径数ミリの細長い医療器具で、腕や脚から体内に通し、血栓などで狭くなったり、詰まったりしている血管を広げ、血流をよくする治療です。
以下一部除き小見出しのみ。全文はソース先で
■「ここで詰まってる」医師の言葉の後に感じた痛み
■動画で見えた血管からの出血
■説明しない病院に募る不信感
■告発受け保健所が立ち入り検査
■安全性の高いカテーテル治療 死亡につながる確率は1%未満
■カルテやX線画像を独自入手 そこから見えてきたものは
■カテーテル治療から5日後に死亡
■遺族が知らなかった”のたうち回る”ほどの痛み
■「血栓」が引き起こした激痛
■内部音声を入手 病院内部の実態は
■病院内に広がったうわさ A医師への疑問
さらに関係者によると、1月から2月に患者が続けて亡くなった後、病院内にはA医師の技術に問題があるのではないかと 噂が広がったといいます。
(病院関係者)「彼が赴任してすぐに数例発症して、これは絶対おかしいということでほとんどの医師達が疑問を持っていました」
一部の医師らが検証するよう求めていたのに、病院は保健所の検査が入る7月まで本格的に調査をせず、事故として専門の機関に申告することもありませんでした。
A医師は先月末までこの病院で勤務していましたが、今月から「本部預かり」になり、現在はグループ内の別の病院で勤務しているといいます。
■医師をかばう病院
■病院の説明に納得がいかない遺族
■地域になくてはならない病院に求められる説明責任
10/20(金) 11:27 ABCニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d30a6e7f0e80e0f481b24fb6c9c3fce119ae931
■参考ソース
カテーテル治療後に死亡相次ぐ神戸徳洲会病院 市が行政指導へ カルテに記載なし、実質一人で業務か
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202307/0016638034.shtml
引用元: ・痛みでのたうち回る患者 男性医師が赴任した1月以降、カテーテル治療後に5人死亡で告発 神戸徳洲会病院で一体何が… [ばーど★]