中村彩乃さん(27):「私みたいにおしゃれを楽しみたいとかおしゃれの場所に行きたいとか好奇心が強い女性は県外に出やすいのかな」
「富山はすごく好きな場所であるんで、人が出ていっちゃうと過疎化につながるのであんまりよくはないかなと思います」
中村彩乃さんは富山県出身で、富山大学を卒業後、東京で就職。現在は都内で美容サロンの店長を務めています。富山県を出た理由について。
中村彩乃さん:「私は大学生まで地元にいたんですけど、就活をするタイミングになって、美容だとかアパレルとかそういった関連のお仕事に就きたかった」
「やっぱり富山だとそういった会社が数少なくて、色んな会社から自分の行きたいところを探すっていうことになると東京のほうがいいな」
これは去年の県内における人口移動を示すグラフです。
20歳から24歳の女性を見ると転出者が転入者を上回り478人が県外へ流出。
若者世代と言われる15歳から34歳でみると男女とも転出超過で男性は102人に比べて女性は913人とほぼ9倍。
県外に出た別の27歳の女性は富山の娯楽の少なさを問題にあげます。
27歳女性:「仕事も東京のほうが多いのはあると思うのですけど娯楽が少ないっていうのは中学校のときも高校のときも遊びに行く場所が同じで飽きてしまってこれを社会人になってもずっと同じところで遊ぶのもちょっとつまらなすぎるなと」
この女性は県内の専門学校を卒業、現在、都内のIT企業に勤めています。
27歳女性:「私の友達だと富山から出たことがない人で子どもがいる人はいますが、県外に一回出て戻ってきた人はいなくて」
「両親はもちろん『近くにいてくれたほうがうれしい』とは言っていますが、私の都会が好きな思いが強すぎてもうあきらめている感じです」
■若い女性の流出防止に何が必要か?
若い女性の県外への流出が止まらない現実。
富山大学の中村真由美教授は製造業中心の富山の産業構造が大きく関係していると話します。
富山大学経済学部・中村真由美教授:「県内に女性が好むような就職先が少ないということが言えると思います」
「一般に女性はサービス業で働く傾向があるんですけど、富山県は製造業がさかんということで、サービス業で働くような選択肢が限られていると女性たちが感じていることがひとつの要因かなと考えます」
任期残り1年となる新田知事は、この問題に県の総力をあげて取り組んでいくとしています。
新田八朗知事:「就職の段階で多く出ていかれるということがはっきりしました」
「県外の大学に進学される方もおられますから、もう大学では遅いんじゃないか。いろんないい企業がある、グローバルでトップの企業もある、そんなことをしっかりと中学生高校生の段階から理解してもらう」
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4a691a897304df34210a3fc5db7871d3ff9bfd8?page=1
引用元: ・【富山】若い女性の転出止まらない富山、一旦出たら戻りたくない富山・・・
田舎の子は都会にあこがれるみたいな構図ですかねぇ
自分にとっちゃ富山も街がにぎやかに感じちゃうかなチラ裏