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2023年11月13日 月曜 午後3:03
いま国会で熱い議論が行われている「ライドシェア」。昨今街中でタクシーを拾うのが難しくなったと言われる中、岸田首相は所信表明演説で「ライドシェアの課題に取り組む」と導入の検討を表明している。
しかしライドシェア導入への期待感が高まる一方で慎重な声も大きい。国会でこの問題を取り上げた小泉進次郎元環境相にインタビューした。
小泉進次郎氏「いま世の中は移動で困っている」
10月27日の衆議院予算委員会。質問に立った小泉氏は「いま世の中の皆さんは移動で困っている」と述べ、タクシー業界の規制緩和とライドシェア導入について岸田首相に見解をきいた。
タクシーのドライバーの数はいま、コロナ前の約29万人から2割減り約23万人になっている。6万人のドライバーが減った一方で、コロナ明けで外国人観光客やビジネスの往来が急増。国民のタクシーへの不足感は高まっている。
ではドライバーを増やすために何をするべきか。
小泉氏はタクシーに対する不足感解消のために、タクシー業界の規制緩和を訴えた。小泉氏が主張するのはタクシーを運転するために必要な普通二種免許の規制改革だ。現在二種免許は教習所で取得するのに8日もかかり、二種免許取得の障壁の1つとなっている。
ライドシェア推進派でなくタクシーとの共存派だ
インタビューの冒頭、タクシーの規制改革について聞くと小泉氏はこう語り始めた。
「8日間の二種免許の講習の中で、実車は1日3時間までしかない。それを4時間にすれば、8日を6日に短縮できます。短縮を認めない警察の理由は疲労度の蓄積です。でもよく考えれば、3時間以上乗ったら疲れてしまうドライバーさんは、タクシードライバーとして不適格ですよね。だから、そもそも成り立たない理屈によって8日間になっているんです」
「私はタクシーとライドシェアの共存派だ」
小泉氏は自身をライドシェアの推進派ではなく、タクシーとライドシェアの共存派だと強調する。
「ライドシェアだけの世の中になるのではなく、タクシーは引き続きあるし、タクシーをいま以上に増やすための規制緩和をやるのです。一方でタクシーだけでは賄えない需要を満たし、新たな需要を創出するためにライドシェアも選択肢の1つにする」
タクシーもライドシェアもリスクはゼロでない
ライドシェア導入への慎重派や反対派が理由として挙げるのが安全性だ。これについて聞くと小泉氏は「もしライドシェアは不安だという方がいたら、タクシーに乗ればいいのです」という。
「大事なことはタクシーか?ライドシェアか?ではなく、タクシーもライドシェアもあるということです。実際にアメリカやオーストラリアではタクシーもライドシェアも共存します。ライドシェアを導入した国で、ライドシェアだけになった国はありません。そこが誤解されていると思います」
そして小泉氏は“安全性”についてこう続けた。
「もう一つ大事なことは、タクシーもライドシェアもリスクがゼロではないということです。タクシーにも事故はありますし、タクシーのドライバーさんによる事件もあれば、タクシーの利用者による事件もある。ですから最近安全性についての議論が特に反対派、慎重派の方々から出ますけど、建設的な議論にならないと思いますね」
反対派は違いをもう少し理解してほしい
タクシー業界では、営業所で出庫前と帰庫後にドライバーの呼気点検や本人確認が行われている。また毎日車両の点検が行われるほか、3か月定期点検や毎年の車検もある。慎重派や反対派は、ライドシェアがタクシーと同様の安全対策が可能なのかと疑問を呈している。これに対して小泉氏はこう強調する。
「ライドシェアが運行や車両、ドライバーさんの健康状態をどのようにチェックしていくか。まずは義務付けることです。たとえばオーストラリアではアプリによって12時間を超えると運転ができなくなるという形で安全な運行管理をしています。車検や保険、ドライブレコーダーの設置も義務付ければいいと思います」
そして小泉氏は反対派に対して「タクシーとライドシェアは違うことを、もう少し理解してほしい」という。
(略)
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
引用元: ・小泉進次郎元環境相「私はライドシェア推進派ではありません。タクシーとの共存派です」「いま世の中は移動で困っている」 [少考さん★]
庶民は便利で安いほうに行くわ
ライドシェア推進派がタクシー廃止しろって誰も言っていないだろうし。
都合のいいときだけないない言うなや
日本だとあんまりなかったか
昔はテレビの企画で猿岩石がヒッチハイクで
ユーラシア大陸横断やってたようだけど