2023/11/20 13:21 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231120-OYT1T50111/
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エスカレーターの利用者に立ち止まることを義務づけた埼玉県条例の施行から2年が経過した。全国初と注目されたが、罰則がないためか、今も右側を歩く人の姿が目立つ。県は人気映画とコラボした啓発ポスターを貼り出して、「左右両側に立ち止まって」とアピール。知事も自身が利用する際には「右側に立つ」方針を表明している。この“ブロック作戦”は奏功するか――。(さいたま支局 川村祐生)
11日午前、JR大宮駅西口の上りエスカレーターで、右側に立っていた男の子を、左側の母親が慌てて引き寄せた。後ろから駆け上がって来る人に気づいたからだ。記者が1時間ほど観察を続けると、5分に1人のペースで、右側を急ぎ足で歩く人がいた。逆に、右側に立ち止まったのは2人だけ。大宮駅を日常的に利用するという会社員の女性(39)は「4歳の息子がいますが、横に並んで乗るのは怖い」と話した。
県の「エスカレーター安全利用促進条例」は2021年10月、転倒事故防止を目的に施行された。直後には歩く人が減ったものの、間もなく元通りに。昨年度の県の調査では、約4人に1人が歩き、条例を「知らない」という回答が3割超を占めた。
ルールが浸透しない現状に悩む県は、埼玉の「自虐ネタ」で話題を集め、23日から公開される映画「 翔 んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」の力を借りた啓発に乗り出した。「立ち止まって」の文言の前に「左右両側に」を加えた新たなポスターをつくり、県内の駅で順次貼り替え中だ。大野元裕知事も出演したテレビ番組で「(私は)できるだけ右側に立つ」と宣言し、折に触れてアピールしていく考えを示した。
先月に同様の条例を施行した名古屋市は、市営地下鉄の駅で、着ぐるみ姿の「立ち止まり隊」を2週間にわたりエスカレーターの右側に立たせ、歩かないよう訴えた。バリアフリー論が専門のアール医療専門職大(茨城県)の徳田克己教授らの調査では、歩く人の割合は施行前の17・3%から13・7%に減少し、効果が確認できた。徳田教授は「『歩かないで』のメッセージだけでは限界がある。右側のスペースをなくすことが抑止になる」と指摘する。
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引用元: ・【埼玉】エスカレーター「立ち止まり」条例2年、知事はついに「右に立つ」と表明 [はな★]
逆向きに歩いて上がりたいんだけど、
やってもいい?
子供の頃からやってみたかったんだよ
皆もやってみたいよね?
左側にしか無理なんだよな
で、結果混む
危ないからだめ