2022-10-16
俳優のHellena Taylor氏は10月15日、自身のTwitterアカウントを通じて声明を発表した。同氏は『ベヨネッタ』シリーズの主人公ベヨネッタの英語版声優を務めてきたが、新作『ベヨネッタ3』では降板。声明では降板した理由を明かし、さらにファンに対して新作のボイコットを呼びかけた。
Hellena Taylor氏はこれまでには『ベヨネッタ』『ベヨネッタ2』の主人公ベヨネッタや、彼女の母親ローサの英語版ボイスを担当。また、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズや『マックス アナーキー』に参戦したベヨネッタ、および『ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者』や『Dragon Age: Origins』などにも携わっている。
『ベヨネッタ3』でのベヨネッタの英語版ボイスには、これまでずっとベヨネッタを演じてきたHellena Taylor氏が再登板するものと思われたが、今年10月になって降板することが正式に公表。代わりにJennifer Hale氏が担当することとなった。主役声優の交代について、開発元プラチナゲームズの本作のディレクター宮田祐輔氏は、“さまざまな事情が重なった”ために、Taylor氏をふたたび起用することが困難になったと説明していた。
今回Taylor氏はその背景を赤裸々に語った。端的にいうと、Taylor氏は報酬が少なすぎることを理由に、新作でのベヨネッタ役を自ら降板したようだ。同氏は、俳優・声優としていくつもの名門学校で長年学び、実績を積んできたことに触れたうえで、『ベヨネッタ3』のベヨネッタ役の報酬として4000ドル(約60万円)を提示されたと主張。同シリーズおよびそのファンに捧げてきた時間と自身の才能からすると、そのような金額は侮辱的であると述べる。なお同氏は、4000ドルは最終的なオファーであったと述べていることから、当初はさらに低い金額が提示されていた可能性がありそうだ。
米国でのゲーム作品の声優に支払われる報酬について、俳優のLily Emil Lammers氏は、もし1日4時間の収録を4セッションこなして完了する仕事であれば、全米映画俳優組合の規定に従うと4000ドル程度の報酬がベースになるだろうと指摘。ただ、声優のJarrod Greene氏やボイスディレクターのEliana Zebro氏は、本件においては、4000ドルでは少ないという見立てを示している。
中略
そしてTaylor氏はファンに対し、『ベヨネッタ3』をボイコットし、その購入に充てる予定だったお金をチャリティ団体に寄付するよう呼びかけた。
なお、Taylor氏が声明を投稿してから約2時間後、プラチナゲームズの神谷英樹氏が自身のTwitterアカウントにて英語でのツイートをしている。その内容は、「虚偽の意見に触れ、悲しく嘆かわしい」「いま言えるのはそれだけである」というもの。Taylor氏の声明に対してのツイートかどうかははっきりしないものの、もしそうであればTaylor氏の主張のいずれかの部分、あるいはすべてが、神谷氏の認識とは異なるのかもしれない。
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引用元: ・【ゲーム】ベヨネッタの英語版元声優 降板理由は「ギャラ(約60万円)が安いから」新作の不買も呼びかける [muffin★]
マスオさんとか2週収録で2万じゃなかった?
あらそう、じゃあ死になさい__(⌒(_ ´-ω・)▄︻┻┳══━一