前編記事『「夜道を歩くときは気をつけろ」「お前も死ね」最凶ヒグマ「OSO18」駆除ハンターが受けた「ヤバすぎる誹謗中傷」』でも紹介したように、執拗な抗議は自治体だけではなく、命をかけてクマに対峙するハンター個人にも向けられ、彼らを苦しめている。
北海道東部の標茶町などで牛66頭を襲ったヒグマ「OSO18」を追い続けてきた北海道猟友会標茶支部の後藤勲支部長は憤る。
「『クマを殺すな』と主張する人は、クマによる被害に苦しむ自治体に暮らして自分の目で実態を見てほしい」
2021年度に駆除や狩猟などで捕獲されたヒグマの個体数は1056頭。記録が残っている1962年度以降、1000頭を超えるのは初めてだった。
「これだけ捕獲しても被害が続いているのが現状です。現在生息する個体数については、1990年に『春グマ駆除』が廃止されてから30年で約2倍になったと推定されており、2020年の推定値では1万1700頭となっています」(北海道庁ヒグマ対策室の担当者)
現場を知る後藤支部長は「人間とクマの共存はありえない」と断言する。
「クマの駆除に反対する保護団体の人たちは共存・共生という言葉を口にしますが、その方たちのいう共存・共生には疑問があります。人間は、はるか昔から狩猟し、植物を食べて生きてきました。これが本来の共存・共生だと思います。
すべてを生かすということはありえないし、共存共生は100%ないと考えています。クマの駆除はやむをえない。年間1000頭以上もクマを捕獲してもこれだけの被害が出ています。もし駆除しなければ、クマは町に出てきて、そのうち人間がやられてしまう。
被害が出たとき、誰が補償してくれるんですか。『クマを殺すな』と訴える保護団体の人は補償してくれるんですか。
保護団体の人は『クマを駆除するな』と繰り返すだけで、『じゃ、どうやって共存するのか? 』と問われても具体的な解決案を示せない。それでは解決しません。私の意見に反論があるのであればぜひ討論したい」(後藤支部長)
誹謗中傷を続けるクレーマーや、クマの保護を訴える団体に対し、後藤支部長が強いメッセージを発するのは、今後への懸念があるからだ。クマの生息数が増え続ける一方で、猟友会の多くは高齢化と担い手不足に直面している。(抜粋)
引用元: ・【社会】クレーマーに告ぐ、「クマと人間の共存は100%無理」…ハンターが怒り告白
ハンター仲間から貰って食ったが全部食えんかったわ
クマ牧場に入れて共存させよう
過疎が進んでクマの進出を許した時点ですでにその地域の負け
負け戦 やめて さっさと 撤退するのが 吉