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■「9割は摘発」
無人販売店を狙った事件は全国で相次いでいる。特に冷凍ギョーザや精肉などを扱った店がコロナ禍以降急増し、商品を持ち去られる被害が目立つ。昨年8月、大阪市の店舗で冷凍ギョーザなどを盗んだとして50代の男が窃盗容疑で逮捕。今年7月には、愛知県春日井市の店舗で牛肉などを盗んだとして20~50代の男3人が逮捕された。
SNS上では「犯人」が写った防犯カメラ画像を拡散する店も多い。全国に展開する食肉販売の無人店「おウチdeお肉」では、各店の窃盗被害を「犯人」の鮮明画像を含めてSNSで積極的に公開してきた。運営会社代表の林眞右(しんすけ)さん(35)は画像の公開について「9割は摘発されるし、今後の抑止力にもなる。犯人側から公開が問題だと言われたら裁判も受けて立つが苦情は1件もない」と言い切る。
「一般社団法人全国防犯住宅推進機構」のトータルセキュリティアドバイザー、山口由衣さんは「窃盗犯は『人の目』を一番嫌う。被害を防ぐ対策の一つとして、防犯カメラ映像の公開は有効だ。ただ、映像を積極的に公開すれば、純粋に買い物をしたい客は、プライバシーをさらされるのではと不安を抱く可能性がある。来店を敬遠するリスクもあり、公開は慎重に判断しなければならない」と指摘している。
■「常時カメラ確認」の店も
無人販売店の中には、防犯カメラ画像の公開はプライバシー面の懸念もあり、公開に頼らない対策を講じるところもある。専門家は「犯罪がしづらい環境をつくることが重要」と指摘する。
全国で冷凍ギョーザの無人販売店を展開する「餃子の雪松」では、スタッフが各店の防犯カメラ映像を遠隔で常時確認。トラブルがあれば駆けつける仕組みをとっている。店内の様子が外から見えるよう、ガラス張りの店舗も多いという。
運営会社「YES」(東京)の担当者は「性善説で営業しているが、『ちゃんと見ている』ということを意識してもらえるようにしている」と話している。(宇山友明)
産経新聞 2023/11/25 17:00
https://www.sankei.com/article/20231125-BZ6RTOCVTZPHDHGCKQ63L43WQE/
引用元: ・24時間無人店が窃盗犯に“逆襲” SNS上で画像公開相次ぐ…専門家は「慎重に」 [ばーど★]
当たり屋みたいな業態だな
<丶`∀´>