【れいわ】山本太郎氏「党が参議院で出した補正予算『修正案』が物議をかもしているようですが…れいわ新選組の闘い方は今後も不変です」

1: 少考さん ★ 2023/12/05(火) 14:26:10.32 ID:+ggMq6id9
れいわ 山本太郎 消費税廃止!住まいは権利!
@yamamototaro0
れいわ新選組が参議院で出した補正予算「修正案」が物議をかもしているようです。
私たちとしては、「修正案」を他党(日本共産党)に「政府の補正予算案をそのまま是認」するものだと言われたので、「そうではない」と根拠を示してリアクションしました。(12月1日、山本太郎のTwitter(X)アカウントにて。 https://x.com/yamamototaro0/status/1730560642967580861?s=20

そうすると、Twitter上では、次は「れいわの修正案は、形式を満たしていない」「手続き的に問題」という、次の論点に向かっているように思います。
「政府案をそのまま是認」という言いがかりは日本共産党や「しんぶん赤旗」は現時点で訂正されないままのようですが、それを論点として持ち出す流れはほぼ終わったようですので、その点、良かったと思います。

マニアしか知らない国会の仕組みが、このような物議によって国会の外に明らかにされ、野党の戦術のあり方が前向きに検討されるとしたら、良いことだと思います。
もう少し、れいわ新選組が参議院で政府の補正予算案にどう対抗しようとしたかを、説明します。

10月から始まった臨時国会からは、れいわ新選組は衆議院の予算委員会の席を失いました。参議院の予算委員会の席が、1つあります。
そこで、政府の防衛予算増を認めない、万博予算を認めない。政府の悪質な補正予算案そのものを認めない。という大前提を守りつつ、消費税廃止や一律給付など緊急対策の提案をするための戦術について、私たちは数週間検討しました。

衆議院の場合には、もちろん修正案も出せますが、各会派は通例、「予算の編成替え」動議というものを出します。「編成替え」とは政府の予算案に対する修正案と異なり「政府提出の予算を一旦撤回し、政府に再編成を求める」というものです。つまり「政府は、一旦白紙撤回し、野党の意見を踏まえた予算を出し直せ」というものであり、政府案を細目にわたり修正するものではありません。いわば野党にざっくりとした「ダメ出し」権があり、各会派はそれを活用しています。
れいわ新選組も、衆議院で予算委員の席がある期間中は毎回「編成替え」動議を提出していました。予算額を明記して提出する最も具体的な部類の動議だったと認識しています。

いっぽう参議院では、衆議院で予算案がいったん通過していることから、編成替えはできません。できるのは、衆院通過予算に対する「修正案」の動議を出すことです。この修正動議は会派において予算委員が1人いれば認められます。

注意すべきであるのは、「修正案」とは、それが成立した場合に「修正案を反映した政府案が可決する」案を意味しますので、「修正案」そのものに「政府案をゼロにする」を含めておかなければなりません。そうしなければ、万博予算や防衛予算を是認したことになってしまいます。私たちは「政府案をゼロにできる」ことを必要条件として、修正案が手続き的に可能かを調査しました。

予算の「修正案」に関して、私たちが調査したところでは「昭和28年総予算案」(衆議院)に見られる政府予算案の全体を上書きする「上書き修正(全とっかえ)」形式が過去の例としてありました。他には「平成24年補正予算案」(参議院)があり、これは「部分修正」形式でした。

では、憲法解釈上、「上書き修正(全とっかえ)」はどう評価されるか。政府は「院による予算修正権には限界がある」という立場を取っているものの、憲法学者は「予算案修正範囲に限界はない」という立場を取っています。以下お二人の憲法学者の著書から引用します。

まず、『憲法』(佐藤幸治)は、著名な憲法学者の基本書ですが、国会の予算修正権に限界はないとの立場を採っています。

(『憲法(第三版)』引用開始)
日本国憲法下では、国会は増額、減額のいずれも可能と一般に解され、国会法(57条の2,3)や財政法(19条)もそのことを前提にしている。このような修正権を認めないことは、財政処理について全面的に国会の統制下におこうとする憲法構造と矛盾するからである。(中略)
国会は予算を否認し、組み替えた新たな予算を内閣に提出させることができるのであるから、その修正には法的な限界は無いと解すべきものと思われる。
(引用終わり)

>>2以降に続く

午後0:52 · 2023年12月5日

https://x.com/yamamototaro0/status/1731884168118943970

引用元: ・【れいわ】山本太郎氏「党が参議院で出した補正予算『修正案』が物議をかもしているようですが…れいわ新選組の闘い方は今後も不変です」 [少考さん★]

2: あなたの1票は無駄になりました 2023/12/05(火) 14:27:53.82 ID:6TIQr4J00
「膿を出してほしい」厳しい指摘も…自民党がビッグモーター保険金不正請求問題で会議おまいう(笑)

3: 少考さん ★ 2023/12/05(火) 14:31:23.44 ID:+ggMq6id9
これらの憲法解釈によれば「予算修正に限界を設けてはならない」のであり、これは論理的には「上書き修正」も可能という見解となります。
そして実際に「上書き修正」の前例として、すでに述べたように、昭和28年の衆議院における修正案が存在します。
例が少なく、しかも古い例ではありますが、
この先例を確認した上で、「上書き修正」は技術的にも憲法的にも可能であると考え、
手続きを熟知する部署と相談しながら、れいわの勝手な解釈ではなく
政府案のゼロ化、「上書き修正(全とっかえ)」に必要な以下を行いました。

消費税廃止をはじめとするれいわ新選組の緊急歳出項目を、
「歳入・歳出補正」の書式において新しい「項」を立てる。
これにより政府の補正予算はゼロ、上書きされる手続きとなります。

れいわが提出した予算総則補正と甲号歳入歳出補正を見れば(添付画像のとおり)、
そこにあるのは、歳入、歳出とも、すでに成立し執行中の「令和5年度成立予算額」と、れいわ新選組の「補正予算額」である新規国債53兆円分とそこから消費税廃止分とガソリン税ゼロ分をさし引いた金額。そして、それらを足し合わせた額のみです。
政府の補正予算案がゼロになっていなければ、上記以外の金額が書面上に残ることになりますが、そうなっていません。
つまりは、れいわ提出の修正案は、政府の補正予算案はゼロになった、
上書きされた、という意味を持ちます。

そして、政府の補正予算のうち、
特別会計の補正予算について「補正を行わないものとする」と記す。
これは政府の特別会計案を認めない、ゼロにするための手続きです。

以上のようにして「政府案をゼロにする」形式で修正案の動議を参議院に提出し、12月1日のツイートにも書いたとおり、日本共産党にも事前に趣旨説明を行いました。

もちろん、修正案に賛成か、反対かは、それぞれの会派の考え方であり、自由であることはいうまでもありません。
「政府案をゼロにする」そのものを乱暴だ、ざっくりしているとの批判もあるかと思いますし、百も承知です。

ただ、修正案に対して事実と異なるレッテル張りをする行為に対しては、当然、反論いたしますし、また、緊急時である現在においても使える手段を全て使わず、野党の戦術の幅を縛る流れになりかねないことを、私たちは危惧します。

自公政権の売国棄民政策に対して、あらゆる抵抗手段を検討し、最大限やっていく。これが、れいわ新選組の闘い方であることは今後も変わりません。

no title

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※原文ママ

れいわは消費税廃止を主張している共産党が主張している5%への消費減税は金持ち優遇だ。

5%減税の場合、
月に100万円使う金持ちの減税額は5万円
月に20万円使う貧乏人の減税額は1万円

金持ちの方が手にする減税額ははるかに大きい。

すなわち共産党はブルジョアの味方でありプロレタリアートの敵だ。

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