2022年10月18日 08時00分 公開
[山下裕毅,ITmedia]
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Innovative Tech:
このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。
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米University of Chicagoの研究チームが発表した論文「Integrating Living Organisms in Devices to Implement Care-based Interactions」は、生体である粘菌で駆動するスマートウォッチを提案した研究報告だ。
デバイスを動作させるためには、ユーザーが粘菌に餌を与え世話をして健康を保ち続けなければいけない。健康であれば、粘菌によってデバイスに電力が供給されデバイスが機能(今回は心拍センサーが駆動)する。
粘菌が組み込まれたスマートウォッチ
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世話する携帯型デバイスとしては90年代にたまごっちが流行ったが、今回はデジタルキャラクターではなく物理的な生物が搭載され世話をするというものだ。
しかも、ボタン1つでエサを与えるのではなく、実際にエサを調達し生物に与えなければならない。加えて、生物の健康を維持しなければデバイスが機能しない仕組みを取り入れている。
ここでいう粘菌とは、モジホコリ(Physarum polycephalum)を指し、変形菌の一種である。仮足という膜や触手のように広がることができる性質を持ち、広げてエサを調達したり合体したりが行える。
また乾燥すると休眠状態になり、長期間にわたって環境の変化に耐えることができる。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2210/18/news048.html
引用元: ・「エサを与えないと動かない」──粘菌搭載型スマートウォッチ 米シカゴ大が開発 [朝一から閉店までφ★]
仕込むと芸(機能)が増えたりすんの。
個体差もあってバカなのからかしこいの、かわいいのから狂暴なのまであり。