【木村正人(国際ジャーナリスト)】
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfa8c3662fe577caf118c393836983c646c2ef8e/images/000[ドバイ発]アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で8日、
恒例の「気候変動パフォーマンス指数(CCPI)」2024年版が発表された。
COP28で2度にわたって不名誉な「今日の化石賞」に選ばれた日本は63カ国と欧州連合(EU)の中で
前年の50位からさらにランクを8つ下げ、58位に沈んだ。
環境や気候変動問題のシンクタンク「ジャーマンウォッチ」と「ニュークライメート・インスティチュート」、
国際環境団体のネットワーク「CANインターナショナル」が05年から19年連続で発表している。
昨年のロシアによるウクライナ侵攻でエネルギー安全保障への懸念が強まり、多くの国で気候変動政策が停滞している。
63カ国とEUで世界の温室効果ガス排出量の9割以上を占める。多くの国が再生可能エネルギーへの移行を加速させている。
しかし世界の平均気温上昇を産業革命前に比べて摂氏1.5度に抑えるパリ協定の目標に沿った行動をとった国は一つもなく、
上位3位まで該当国なしだった。 今回もデンマークが最高位の4位で、エストニア、フィリピンがそれに続く。
2大排出国の中国は前回と同じ51位で、米国は前回より5つ順位を下げて57位。
日本、台湾(61位)、韓国(64位)は、石炭を消費しながらも急ピッチで気候変動対策を進める中国より評価が低かった。
COP28議長国のアラブ首長国連邦(UAE)、イラン、サウジアラビアが最下位の65位から67位までを占めた。
ー中略ー
・経済を犠牲にしてまで対策を進める気はない中国
中国を抜いて世界で最も人口の多い国になったインド(14億人)は7位にランクされた。
評価が高い理由は1人当たりの排出量やエネルギー消費量が少ないことだ。
自然エネルギーを積極的に拡大しているが、石炭への依存度は依然として高い。
インドは再エネの割合を増やし、化石燃料への依存を減らす必要があるが、30年の再エネ目標は低すぎる。
インドは相対的な排出量目標を設定し、他国よりも自然エネルギーの開発を進めている。
非常に低い水準にある排出量は増加しているとはいえ、奇跡的な高度成長を遂げた中国ほど高い軌跡をたどっていない。
自然エネルギーの拡大により排出量を減らすことができなければインドは目標を達成できないという。
世界最大の石炭生産国である中国の1人当たり排出量はこの20年間で大幅に増加し、現在では世界の平均を上回っている。
再エネを強力に成長させ、エネルギー効率を向上させるが、30年までにガス生産量を増やす予定だ。
不動産バブル崩壊でバランスシート不況に陥る中、化石燃料を使って経済のアクセルを踏まざるを得ないのが現状だ。
中国に次いで世界第2の排出国、米国の専門家は気候変動に関連したインフレ抑制法が
再エネへの大規模な投資につながったことを歓迎している。しかしあらゆる分野でより具体的な政策の実施が求められている。
パリ協定から離脱したドナルド・トランプ前米大統領が来年の大統領選で返り咲いた場合、状況をさらに悪化させる恐れがある。
ー後略ー
全文はソースから
Newsweek 12/9(土) 17:44配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfa8c3662fe577caf118c393836983c646c2ef8e
※関連スレ
【読売新聞】 中国のCO2濃度、公表の1・5~3倍で増加…環境省が観測衛星で分析しCOP28で発表へ [12/8] [仮面ウニダー★]
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1702013063/
引用元: ・【どこまで落ちる日本…】 COP28で不名誉な「化石賞」2回、気候変動対策は世界58位に沈む現状 [12/10] [仮面ウニダー★]
こんなの気にするだけ無駄だ
https://sports.news.naver.com/news?oid=109&aid=0004981401