ヨミドック 薬を決められた用量を超えて飲む過剰摂取のことです。
インターネットや口コミで広がる「精神的に楽になる」などの間違った情報をうのみにした人が行って社会問題になっています。後遺症が残ったり、死亡に至ったりもする危険な行為です。
Q どんな人がしてるの?
ヨ 厚生労働省の研究班が2021年~22年に全国7か所の救急医療施設で調査を行いました。その結果、市販薬の中毒で搬送された患者122人の平均年齢は25・8歳で、女性が約8割を占めました。一度に飲む薬の数の平均は101・8錠で、使われた薬で多かったのは、解熱鎮痛薬、せき止め・たん切りの薬、風邪薬などでした。
Q どんな影響が出る?
ヨ 症状は薬によって様々です。吐き気や嘔吐(おうと)のほか、不整脈、意識障害、頭痛などが起こります。医療機関では、薬を吸収させないために活性炭の投与や、薬を体外に出すために血液の浄化などの治療を行います。
せき止めの飲み過ぎで呼吸が止まり死亡したケースがあり、救急搬送された人の約9割が入院します。肝臓に重い障害を残す場合もあり、影響は実に深刻です。
Q なぜそんな行為を?
ヨ 専門家は、若い世代が生きづらさを感じた時に、インターネットを通じて誤った情報に接しやすいことや、医療機関を受診しなくても市販薬を容易に入手できることが問題だと指摘しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/50566422bf834b07b5ffe2a59f60e31c0dbdd590
死を招く“咳止め薬の一気飲み”「オーバードーズ」がついに小学生にも蔓延
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5f3f7ff0012a93df810dd0fab9dd7d91ea214c4
引用元: ・【ネットの間違った情報をうのみにし死亡】“薬の一気飲み” 「オーバードーズ」、救急搬送された人の9割が入院、重い障害を残す場合もあり、影響は実に深刻
「私がすべて責任をとる
安心して打って欲しい!」国民 「うおおおおおお!」