2022年11月3日 木曜 午前11:20
日々寒さが増している今だからこそ、野山で熱々の「キャンプめし」を楽しんでいる人もいるだろう。
しかし今、Twitterでは缶詰の調理法について、こんな呼びかけが注目を集めている。
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キャンプブームで缶詰の直火(オーブン含む)調理を紹介している記事や動画がよくあります。
缶は金属腐食を防ぐ為、樹脂でコーティングされており、BPA(ビスフェノールA)が多く使われます。
BPAは一般的用途での溶出はほとんどありませんが、120度を超える加熱では溶け出します。
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BPAは内分泌かく乱作用があり、発がん性や様々な健康被害が報告される物質です。(日本政府でもEU、アメリカでも常温での溶出基準については厳格に管理されています。)
缶詰の加熱は湯煎でお願いします。
火を止めてからお湯に入れても充分温まります
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缶詰を直火にかけると、有害な物質が溶け出る可能性があるというのだ。
投稿したのは缶詰の輸入などを行う三幸貿易の公式アカウント(@SANKO_TRADING)で、缶詰を温める際の方法としては、直火ではなく湯煎するようにも呼びかけた。すると、今まで知らずに直火にかけていた経験者を初め、様々な人から反応があり話題となった。
また60年以上の歴史がある日本製缶協会も、今年8月に「缶詰の直火かけ自粛のお願い」というリリースをサイト上に公開し、「缶詰の直火かけは絶対に避けて頂きますようお願い致します」と呼びかけている。
理由は、缶詰内側の膜が加熱殺菌(一般的に110~120度で30~90分)では安全だが、直火のような高温での加熱では保証できないという。
また未開封の状態で加熱した場合の危険性も紹介。「缶の内圧が異常に上昇して、缶が破裂して大けがをしたり、缶を開けた際に高温の食品が吹き出してやけどをしたりする危険性があります」とし、温める場合はふたを開けた状態で湯煎するようにお願いしている。
キャンプブームで問い合わせ
https://www.fnn.jp/articles/-/439370
引用元: ・【社会】「缶詰の直火調理はやめて」キャンプブームで日本製缶協会などが注意喚起…有害物質が溶け出る?適切な方法を聞いた [朝一から閉店までφ★]