12月に入り、公式戦6試合を戦ってわずか1勝と低空飛行が続くブライトンは、元々続出していた負傷者に加え、前節のクリスタル・パレス戦では三笘も試合終盤に負傷交代。デ・ゼルビ監督は三笘の離脱期間について6週間程度と会見で語っており、アジアカップの欠場も濃厚となってしまった。
同じく負傷者に悩まされていたトッテナムだったが、徐々に負傷者たちが復帰を果たすと調子を上げ、現在リーグ3連勝と勢いが出ている。
チーム状況の明暗は分かれている両チームだが、立ち上がりからチャンスを掴んだのはホームのブライトン。まずは5分、カウンターから左サイドを抜けたウェルベックがワンツーでエリア内に侵入。角度のない位置から右足で狙うも、GKヴィカーリオが反応してはじき出す。さらに6分には、右サイドからカットインしたブオナノッテのシュートのこぼれ球をゴール前のウェルベックがフリーで押し込むも、再びヴィカーリオが素晴らしい反応でセーブしてみせた。
迎えた11分、左サイドからカットインしたジョアン・ペドロからエリア内右でフリーとなっていたヒンシェルウッドにパスが渡ると、すかさず振り抜いた右足から放たれた強烈なシュートがGKヴィカーリオを破り、ブライトンが先制に成功する。
その後もブライトンが断続的にチャンスを作り、20分にはグロスの左CKをファーサイドのファンヘッケが頭で合わせると、右のポストを直撃。このこぼれ球をブライトンは押し込めないが、VARによりウェルベックがユニフォームを引っ張られて倒されていたことが分かり、ブライトンにPKが与えられる。このPKをJ・ペドロ自ら沈め、ブライトンが2-0とリードを広げた。
ボールは保持するもののなかなかシュートまで持ち込めないトッテナムに対し、ブライトンは32分にミルナーの巻いたシュートが右のポストを直撃。37分にはウェルベックの右クロスに飛び出したブオナノッテがネットを揺らすが、オフサイドによりノーゴールとなった。
前半終了間際にリシャルリソンが放ったシュートが左のポストを叩くなど、枠内シュート0本で前半を終えたトッテナムは、後半開始早々にもリシャルリソンが抜け出しゴール右へとシュートを決めるが、これはわずかにオフサイドとなった。
62分には右サイドからカットインしたクルセフスキのスルーパスに抜け出したリシャルリソンがネットを揺らすも、再びオフサイドによりノーゴールとなった。
後半、イゴールに代えて負傷明けのエストゥピニャンが復帰したブライトンはトッテナムの反撃を受ける立ち上がりとなったものの、63分に左CKをペナルティーエリア手前左で受けたエストゥピニャンが左足を一閃。強烈なシュートがトッテナムゴールへと突き刺さり、ブライトンが3-0と突き放した。
3点を追いかける格好となったトッテナムは65分、リシャルリソンとサールを下げてロ・チェルソとブライアン・ヒルを投入。さらに70分にはブレナン・ジョンソンに代えてベリスを投入し勝負に出る。
しかし、次の決定機もブライトン。74分、左サイドのモデルからの折り返しをゴール前で受けたファーガソンが倒されてPKを獲得。このPKをJ・ペドロが沈め、ブライトンが4点目を挙げた。
維持を見せたいトッテナムは81分、高い位置でボールを奪うと、エリア内右に侵入したソン・フンミンの折り返しをベリスが押し込んで1点を返す。さらに85分、右のショートコーナーからペドロ・ポロのクロスをベン・デイヴィスが頭で合わせ、トッテナムが2点差に迫った、
アディショナルタイムは9分と長く取られたが、トッテナムの反撃もそこまで。高いインテンシティを最後まで保ったブライトンがホームで4ゴールと快勝し、トッテナムの連勝は「3」でストップした。
■試合結果
ブライトン 4-2 トッテナム
■得点者
ブライトン:ヒンシェルウッド(11分)、J・ペドロ(23分PK、76分PK)、エストゥピニャン(63分)
トッテナム:ベリス(81分)、B・デイヴィス(86分)
12/29(金) 6:33 GOAL
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7ac96d62c433586f75182623eecdb85b795d895
引用元: ・【サッカー】J・ペドロが2ゴール!三笘薫が欠場のブライトン、好調トッテナムにホームで4発快勝 [Egg★]
ペドロはブラジル代表なんか