【箱根駅伝】青学大100回大会飾る新記録で7度目V!原監督20年目、新たな黄金時代の幕開け
<第100回箱根駅伝>◇24年1月3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)
青山学院大(青学大)が2年ぶり7度目の総合優勝を飾った。2022年にマークした10時間43分42秒の大会記録を塗り替える10時間41分25秒。全国に門戸を広げた100回目の記念大会に花を添えた。2位の駒澤大(駒大)は10時間48分0秒で、6分35秒の大差をつけた。
就任20年目の原晋監督(56)が掲げた「負けてたまるか大作戦」を完結。今季の大学3大駅伝は昨年10月の出雲は5位、同11月の全日本は2位にとどまったが、得意の箱根路で圧勝劇。新たな黄金時代への幕開けとなった。
2日を往路記録の5時間18分13秒で制し、2位駒大には2分38秒差をつけ、6区の野村昭夢(3年)が芦ノ湖をスタート。初の山下りで区間2位と好走し、駒大との差を4分17秒へ広げた。
7区は大学ラストイヤーで初出走となった山内健登(4年)。4年目で出雲4区区間賞を獲得した実力者は、この日も区間3位と力走した。8区の箱根初出走の塩出翔太(2年)も歴代3位となる1時間4分0秒をマークし、区間賞を獲得した。
9区の倉本玄太(4年)もさらにリードを広げる区間賞の走りで、10区の宇田川瞬矢(2年)へ首位でタスキ渡し。往路の3区で先頭に立ち、そのままゴール地点の大手町へと帰ってきた。
復路は5時間23分12秒で大会新記録(5時間21分36秒)には届かなかったが、歓喜のフィニッシュテープを切った。そして駒大が挑んだ史上初の2季連続3冠という大記録を阻止した。
今大会の出走者10人のうち、前回大会も走ったのは太田蒼生(3年)と佐藤一世(4年)の2人のみ。これはシード10校中で最少で、初の箱根出走者は7人にのぼり、復路は全員が初だった。
経験値不足も懸念されたが、原監督のもとで育ったフレッシュグリーンのランナーたちは躍動。追う展開や並走でも強さを示し、山区間でも区間上位で奮闘。復路ではスタートから単独走となったが、快調に駒大との差を広げ、独走で第100回記念大会の王者に立った。
引用元: ・【箱根駅伝】青学大100回大会飾る新記録で7度目V! 原監督20年目、新たな黄金時代の幕開け [冬月記者★]
青学おめでとう
青山学院
1区目片将大 7位
2区近藤幸太郎 2位
3区横田俊吾 8位
4区太田蒼生 2位
5区脇田幸太朗 9位
6区西川魁星 20位
7区佐藤一世 7位
8区田中悠登 5位
9区岸本大紀 区間賞
10区中倉啓敦 7位
青山学院
1区荒巻朋熙 9位
2区黒田朝日 区間賞
3区太田蒼生 区間賞
4区佐藤一世 区間賞
5区若林宏樹 区間新2位
6区野村昭夢 2位
7区山内健登 3位
8区塩出翔太 区間賞
9区倉本玄太 区間賞
10区宇田川瞬矢 2位
駒澤大学
1区篠原倖太朗 区間賞
2区鈴木芽吹 2位
3区佐藤圭汰 2位
4区山川拓馬 6位
5区金子伊吹 3位
6区帰山侑大 12位
7区安原太陽 4位
8区赤星雄斗 4位
9区花尾恭輔 9位
10区庭瀬俊輝 4位
青学はブレーキになる選手がいないなぁ…