C#は「Java」から市場シェアを奪っており、ウェブアプリケーションのバックエンドやゲームといった分野での人気が高まっているという。無料で利用可能で、着実なペースで進化しており、新しいリリースごとに表現力が増しているとJansen氏は述べる。
2023年のTIOBE指標における他の興味深い変化として、Fortranと「Kotlin」が以前から人気の「R」「Perl」に代わってトップ20に定着したことをJansen氏は挙げる。Fortranは、優れたライブラリーにより数値処理に適しており、多くの分野で大学のお気に入りであり、Kotlinは、学習と記述が容易なJavaのライバルだと同氏はコメントする。
2024年にどの言語がTIOBE指標のトップ20に入るかを予測するのは非常に難しいとJansen氏は語る。「Julia」は2023年、TIOBE指標に一時的に入ったが、その地位を維持するには至らなかった。再度のチャンスを得るには、Julia言語とコミュニティーの成熟が必要と指摘する。
同氏は、自身の予想として「Dart/Flutter」と「TypeScript」を挙げ、TypeScriptは、産業界で多用されているが、なせだかTIOBE指標での躍進は見られていないと続ける。
1月のTIOBE指標は、上位3言語が「Python」「C」「C++」で、2023年12月と同じだった。
河部恭紀 (編集部)
ZDNET Japan 2024-01-09 12:31
https://japan.zdnet.com/article/35213601/
https://news.yahoo.co.jp/articles/27c5ac22f025706af46aea2e2fc00c07203135da
引用元: ・「C#」、2023年「プログラミング言語オブザイヤー」に TIOBE指標 [ばーど★]

