「春と秋が短い」SNSでも不安の声!“四季”から“二季”へ、地球温暖化で激変する日本の季節感と、異常気象がもたらす豪雨・豪雪・熱波の災害危機
週刊女性2022年11月29日号
『24節気』という言葉で区切られるほど季節の豊かな変化が特色の日本。しかし今、そのサイクルに異変が。暑くなる秋、短くなる春。梅雨がないはずの北海道に大雨など一体何が起きているのか? 専門家が鳴らす警鐘に耳を傾けるときがきたーー。
「暑さ寒さも彼岸まで」との慣用句が、ここ最近はもはや通用しなくなりつつある。この秋も、10月半ばに全国の広い範囲で25℃以上の夏日を記録。かと思えば、そのおよそ10日後には強い寒気が日本列島を覆うなど、まるでジェットコースターのような急激な気温の変化が見られた。
SNSでもここ数年、
《夏が長すぎて、春と秋が異常に短く感じる》
《やっと秋が来たと思ったら急激に寒くなって、とても身体がついていかない》
《日本はもう四季じゃなくて、夏と冬の二季の国だよね》
などの意見が多く見られるように。東京大学先端科学技術研究センター教授で、気候変動科学を専門とする中村尚先生は、
「ここ40年で確実に地球温暖化が進行しており、特に直近の10年は、過去10万年の地球の歴史上でもっとも気温が高い期間でした」
と話す。進み続ける温暖化は、日本の気候にどのような影響を及ぼしているのか。豊かな四季は、この先、姿を消してしまうのだろうか。
「気象庁が季節ごとにまとめた、日本域での約130年間の気温推移データがあります。春夏秋冬のすべての季節で気温の上昇が見られますが、なかでももっとも気温が上昇しているのが春で、次が秋なんです」(中村先生、以下同)
平均すると、ここ100年のあいだに春は1・56度、秋は1・27度、気温が上昇している。
同じく気象庁による月ごとのデータを確認すると、ここ100年で気温がもっとも上昇したのは3月で、約1・75度もの上昇が見られた。
「私が子どものころは、桜は4月の入学式に咲くものでした。しかし最近では、3月の卒業式の時期まで早まっていますね。2021年と2020年は特に早く、東京では3月14日に桜が開花しました。以前に比べ、春の到来が早まっていると実感します」
GWを迎えたと思ったら真夏日に
https://www.jprime.jp/articles/-/25823
引用元: ・【日本】 「春と秋が短い」SNSでも不安の声!“四季”から“二季”へ、地球温暖化で激変する日本の季節感 [朝一から閉店までφ★]
変化が
前から薄々思ってたけどやっぱり短いのか😅
体感で2週間くらいしかないよな
地球上のほとんどが春と秋ならロシアだってあんなにカリカリしないのに