【埼玉】大惨事…息子を助けたかった父、「息子の知り合いのおい」に2千万円を渡してしまう　異変に気付いた父、息子に電話して詐欺発覚

　埼玉県警大宮署は29日、さいたま市北区の無職男性（87）が現金2千万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。

　同署によると、28日午前10時11分ごろから複数回にわたり、男性方に次男を装う男から「電車でかばんを置き忘れて、中に会社の書類とカードが一緒に入っていた」「取引の決裁で5千万円用意しなければならない」「2千万円どうにかならないか」などと電話があり、信じた男性は同日午後1時35分ごろ、男性方を訪れた次男の知り合いのおいを装う男に現金2千万円を手渡した。その後、不審に思った男性が次男に電話をかけ詐欺と発覚。「親が自宅に訪れた者に2千万円を渡した」と110番した。

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