こんな私も、実は在職中は評価されていて査定が良い方だったこともありますが、単純に労働時間が長く、休日や深夜の時間外が積み重なってこの金額になったわけです。
放送現場だと突発的な災害対応なども必要です。長尺番組ともなれば、10回以上も試写をして内容をとことん詰めるため、編集室に段ボールを敷いて1週間近く寝泊まりしたことさえありました。そんな労働環境でしたので、時間外勤務は月に100時間近くに達することも珍しくありませんでした。
一方今はというと、意外かもしれませんが、NHKの若手の給料は私の時代よりもかなり低い水準です。働き方改革の影響で残業(特に深夜)や休日出勤が大幅に減ったからです。もちろん、一般企業や公務員の平均よりは高額ですが、大手マスコミ各社と比べると金額的にはかなり見劣りすると思います。
残業が減って「生活が苦しい」
NHKの給料はわかりやすい年功序列型です。最近はスペシャリスト人財制度という、一時的に職位と給料が上がる若手登用制度もできましたが、ほぼ横並びで昇給していきます。ボーナスは春夏の2回で、それぞれ基本給の3.5か月分程度の金額です。早朝出勤や出張手当や地域間調整はありますが、次々に削減されています。
今は災害時でも労務管理が厳格で、「遅くとも夜10時には帰ってしっかり休みましょう」と時代にあわせてNHKの労務管理も変化しています。
現在、放送現場でも毎月の時間外は多くて20時間程度のようです。昔よりも心身の負担は減ったとはいえ、
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https://news.yahoo.co.jp/articles/6a17f6f5742911b25757acdddb6ddcb3aeef0162
引用元: ・【社会】「NHK職員は金持ち」と言われるが…元職員が明かす!知られざる「給料事情」…管理職は「年収約1200万円」だけど、若手は「生活が苦しい」
あの押し売りはいただけない