3月11日(現地時間10日)、第96回アカデミー賞授賞式が米ロサンゼルスで開催され、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が「長編アニメ映画賞」を受賞した。宮崎作品は『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶりの同賞受賞となった。
【6位~12位は?】あなたの好きな「宮崎駿作品」アンケート
そこで、本誌は独自のアンケート調査を実施。「好きな宮崎駿作品は?」を、全国の20代から50代の女性500人に聞いた。対象としたのは、宮崎監督が手がけた長編アニメ映画12作品だ。
【第5位】48票『天空の城ラピュタ』(1986年)
「どれも大好きですが、強いてあげれば自分が初めてみた宮崎アニメということでこれ。何回もみていますが飽きません。逆に大人になってからのほうが感動が深まっています」(40代・パート・埼玉県)
「王道のボーイミーツガールのストーリー、ファンタジー感。話がわかりやすく、後年の作品のような難しいテーマがないところもいいと思います」(30代・アルバイト・京都府)
【第4位】50票『風の谷のナウシカ』(1984年)
「初めてみたときからいまでもずっとナウシカにあこがれています。独特の世界観とビジュアルの美しさ。古くならない不朽の名作です」(50代・会社員・長野県)
「40年も前も作品なのに、環境破壊や戦争など現在進行形の問題をテーマにしているところはすごいと思う」(50代・派遣社員・埼玉県)
【第3位】52票『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)
「『やつはとんでもないものを盗んでいきました』『またつまらぬものを斬ってしまった』などとにかく名セリフ名シーンのオンパレード」(20代・会社員・愛媛県)
「宮崎さんのアニメはやや説教臭いものが多いけど、これは純粋なエンターテイメント。ストーリーや声優も含めすべてが完璧すぎる」(40代・無職・大阪府)
【第2位】89票『千と千尋の神隠し』(2001年)
「迷い込んだのが子どもでも働かないといけない厳しい社会。そこで成長していく千尋の姿に感動する。ちょうど自分の子育ての時期にみたこともあり、ひと際共感できた」(40代・パート・山口県)
「舞台のひとつとされる台湾まで行ってしまったくらい大好きです。ほかのジブリ作品と比べても映像のきれいさはいちばんだと思う。舞台も見に行きます」(50代・パート・神奈川県)
【第1位】127票『となりのトトロ』(1988年)
「小さいときから数えきれないくらい繰り返し見ていますが、そのたびに温かい気持ちになり、元気がもらえます」(30代・無職・福岡県)
「息子と娘が小さいとき、一緒にトトロごっこをして遊びました。自分にとって大事な思い出とともにある作品です」(50代・主婦・熊本県)
「自分が子どものとき母親と一緒にみました。大人になって結婚し、いまは自分の子どもとみています。こんな作品なかなかないと思います」(30代・主婦・福岡県)
アカデミー賞作品『君たちはどう生きるか』は7位。「少し難解でしたが、タイトル通りいろんなことに深く考えさせられる作品でした」(20代・大学生・北海道)「過去のジブリ作品がちりばめられていたり、宮崎監督の集大成なのだと思います。人によって見方が違って、本当に深い」(20代・会社員・東京都)などの意見があった。
引用元: ・【FLASH】「あなたの好きな宮崎駿作品は?」『君たちはどう生きるか』は意外な順位に【500人に聞いた】 [愛の戦士★]
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