池袋サンシャイン乱闘　チャイニーズドラゴンメンバーら5人逮捕

警視庁
東京・池袋の高層ビル「サンシャイン60」の飲食店で準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバーらが乱闘になった事件で、警視庁暴力団対策課は7日、同組織のメンバーを含む男性5人を威力業務妨害と建造物侵入容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。他のメンバーら約100人が貸し切りで飲食していたところに男性らが乱入し、殴り合いを始めたとみられる。同課は乱闘になった詳しい経緯を調べている。

捜査関係者によると、逮捕された男性らは10月16日午後6時半ごろ、同ビル58階のフランス料理店に入店し、客として訪れていた他のメンバーらと殴り合うなどして、店の業務を妨害したとしている。

捜査関係者によると、この日は懲役刑を終えたチャイニーズドラゴンの元リーダーの「出所祝い」で宴会が開かれていた。宴会は午後6時から始まったが、約20分後に男性ら約20人が入店。間もなくしてケンカが始まり、10人以上の乱闘になったという。

店からの通報を受け、数分後に捜査員が駆けつけた際には店内には数人しか残っていなかった。同課は防犯カメラの解析や、関係者の聞き取りなどから事件に関与した人物を特定した。

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