この期間中に、すべての死因の死者数が年間で0.9~2.4%減少したことにより、全世界で平均寿命が延びた。
ところが、新型コロナウイルスの世界的な大流行で状況は一変。同ウイルスに関連する死者の増加で2019~21年の間に世界の平均寿命は1.6年縮まり、新型コロナウイルスが死因の第2位となった。
世界の死因の順位が大きく入れ替わったのは数十年ぶりとなる。
平均寿命の変化は、地域によって大きく異なる。東南アジア、東アジア、オセアニアでは、慢性呼吸器疾患、脳卒中、下気道感染症、がんによる死亡率の大幅な低下により1990~2021年にかけて平均寿命が8.3年延びた。これらの地域では、新型コロナウイルスのまん延を強力に管理したことで、2019~21年にかけての同ウイルスによる平均寿命の低下はわずか0.4年に抑えられた。
一方、同ウイルスによる平均寿命の低下が最も著しかったのは中南米で、3.6年だった。
論文の著者によると、今回の研究は、新型コロナウイルスによる死亡を他の主要な死因と比較した初めてのものとなる。
論文では、物理的な距離を取る措置が他の疾患の死亡率に影響を与えたり、医療機関の対応の遅れが新型コロナウイルスに直接起因しない感染症の死亡につながったりするなど、同ウイルスが死亡率に間接的な影響を与えた可能性もあると指摘されている。
ランセットが先に掲載した別の研究でも、新型コロナウイルスの流行によって世界の平均寿命が1.6年縮まったことが報告されたほか、同ウイルスによる死亡率の上昇が高所得国の中で最も高かったのは米国だったことが示された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d412929f1c7abdfd41261d1a152cda0c49ce958
引用元: ・【新型コロナ、世界の死因の第2位に、順位の大きな変動は数十年ぶり】新型コロナウイルスによる平均寿命の低下が最も著しかったのは中南米、死亡率の上昇が高所得国の中で最も高かったのは米国
日本はコロナ死隠しやってるから順位は低いけど実際の死者は公表値の6倍とも言われてるね