6年間東京の外資企業に勤務し、ロンドンの投資会社勤務を経て現在、ロンドンのスタートアップ企業で働く鈴木綾さん(33歳)。「鈴木綾」はペンネームで、彼女は日本人ではない。そしてイギリス人でもない。国籍を明かさずに、一人の人間として女性の生き方をはじめとする現代社会のあり様を観察し、執筆している。
鈴木さんは日本を愛しながらも、その「不愉快な環境」に耐えかねて、4年前に渡英した。彼女が耐えられなかった環境とは、どんなものだったのか。先日、初の著書『ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた』(幻冬舎)も上梓した鈴木さんに、ロンドンで暮らして改めて気づいた日本特有の問題について綴ってもらった。
※以下、鈴木さんによる寄稿。
母国の大学を卒業した後、日本に引っ越すのを決めたとき、父にこう注意された。
「日本の三つの災禍に気をつけて」
「三つの災禍って?」
「ツナミ、ジシン、セクハラ」と彼は真剣な顔をして答えた。
「ハァ?」
私は大学時代に3カ月、日本に留学したことがあった。そのときに作られた日本のイメージと父の言葉は、全く合わなかった。私にとって日本は、朝3時まで楽しく友だちとカラオケとプリクラができる国。どこの店に行っても料理が美味しい国。まちが綺麗で安全な国。
でも、いまとなっては父の言葉に従うべきだったのかもしれない。
社会人になって6年間東京に住んで、三つ目の災禍の恐ろしさを肌で実感した。仕事関係で2回もストーカー被害に遭った。電車の中で痴漢に遭った。知らない人に盗撮された。接待での身体的接触、セクハラ発言をされるのが日常茶飯事だった。大体、セクハラ癖のある人は社会的地位の高い人だったので、丁寧に、相手が傷つかないように、私の会社に損害が与えられないようにスルーする工夫を考えるのが上手になった。
私だけじゃなかった。周りの女性はみんな同じ思いをさせられていた。大学卒業までみんな平等に思えたのに、社会人になった瞬間に何かが変わった。その前のことは全部嘘だったのか。
「君、パンツ何色?」と最初に聞かれた時は衝撃を受けた。けど、だんだん、何が女性蔑視なのか、何が冗談なのか、何が仕事なのか、適切な行為と適切じゃない行為の境界が曖昧になって、自分の感覚が麻痺してきたというか、どこかおかしくなっていった。感覚が麻痺していた間、意識しないまま、精神がものすごく傷ついていた。
日本中がまるで病気のようにセクハラに感染している理由と、日本が世界男女平等ランキング(2021年版)で156カ国の中で120位になっている理由は基本的に同じ。権力のある地位が圧倒的に男性によって占められているから。例えば、日本の大企業で女性管理職の割合はわずか5.4%(>>1)。国会議員の女性割合も9.7%(>>2)。つまり、学校や職場での習慣、法律の作り方はほとんど男性が決めている。この偏りは日常の男女関係に大きな影響を与える。申し訳ないけど、とても先進国じゃない。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/47366cb810009225c874c89b761aa2193138390c
引用元: ・日本には「三つの災禍」がある 「ツナミ、ジシン、セクハラ」 [ぐれ★]
おかしいぞー
日本で外資系企業で6年いた
日本企業と全く風土が違う外資系のはずなのになぁ
セクハラ合うなんて、男尊女卑の強い国に本社あるのかなぁ
ドウワ
うらやましい
厚顔無恥だな
留学生として外国に居たけどその国のことを全て知ったとは思えないし、こんな風に論評できるほど厚かましくはないわ
しかも関係ないことをダラダラと