【聞き手・柳澤一男、黒川晋史】
◇「見える化」で行動変える
――太陽光発電の推進は、他県にもノウハウを広げる考えはあるか。
◆10年くらい前に自宅に太陽光パネルを付けた。面白いのは、(電力消費の)「見える化」をすると生活が変わる。どの部屋の明かりを消すと、どのくらい(消費電力量が)下がるかと(考えるようになる)。大きく行動を変える。
実は1970年代のオイルショックの頃、太陽光パネルは日本がリードして進めた技術だった。環境相の頃に補助金を予算要望したが、認めてもらえなかった。
今振り返ると、気候変動についてはまさにあの時が分かれ目で、もっとやるべきだったと思う。
なぜこの国が無理して南進して戦争に陥ったかというと、エネルギーがなかったからじゃないですか。それから状況は変わっていない。再生エネルギーは一つの選択肢。ましてや原発の問題がある中で。
「智恵子抄」で「東京に空が無い」という言葉が有名だけれども、「東京には屋根があって、空いてるじゃないか」と強く言いたい。
太陽光発電を付けることは防災の観点からも有効だ。近隣県との共同メッセージや、全国知事会での呼びかけなどで機運の醸成に努めていく。
◇気候変動、一気にギアを
――これまで知事として脱炭素化に取り組んできた。改めて、どういう東京にしたいか。
◆今、強めるところは何かというと、やはり気候変動とエネルギー不足。一気にギアを(上げて)ふかす。意志を持ってやらないといけない。その意志の源泉は何かというと、安心・安全で、世界から選ばれる街を作るということだ。
毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d17632c4f4b57c63a2f24c5b86b0cb56d615031
引用元: ・「東京には屋根がある」小池知事、太陽光推進呼びかけへ [えりにゃん★]
四季って太陽光発電にはマイナス要素だよな・・・
百合子はいふ 東京には屋根があると
最高裁判決で家賃保証会社訴えれますよ?