2023-01-12
俳優の西岡徳馬が12日、東京・向嶋墨堤組合にて舞台『「画狂人 北斎」-2023-』の製作発表会見に参加。同作の演出を務める宮本亞門氏や共演の雛形あきこらとともにトークを行った。
今作では、葛飾北斎を“高貴な画家”という観点ではなく、“そこら辺にいる変なおっさん”という目線でも捉えていることを受け、質疑応答では「自分自身が変だと思うところは?」という質問も寄せられた。
はじめに宮本氏が「私はとても変ですね」と切り出し、自身の演出スタイルについて語る。そして「雑巾と布巾もほぼ同じだったりとか、黒いものと白いものを一緒に洗濯するだとか…」と私生活のクセを例に挙げると、雛形が「ありえない!」と参戦する場面もあった。
そんなやりとりの中、西岡は「ここに座っている時点でみんな変。人前に出て演技をしようなんて、普通の思考じゃ至らない。俳優はバカじゃできない、利口じゃやらない」と持論を展開して場を収めようとするも、同席したプロデューサー・難波利幸氏から「まさに西岡さんそのものということですね」と痛烈なツッコミが入った。
西岡は、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で、吉本新喜劇・すっちーの「乳首ドリル」を完コピして笑いを誘ったことにも触れ、「あんなこと、狂人じゃなきゃできない」とキッパリ。
「僕が『乳首ドリル』をやるのは、言ってみれば北斎さんが『北斎漫画』を描いたのと一緒」と切り出し、「シリアスなものもやり、シェイクスピアもやり、日本の古典もやり、いろいろなことをやる。『どれが本物ですか』と言われても、全部本物なんです」とし、「おこがましいですけど、北斎さんの生き方や絵ととても似ているというか、いろいろなことがやりたかった方なんだなと僕は思っています」と真剣な眼差しで語った。
北斎の生き様も説明しながら、最後には「観ていただいた方に『人間はやはり限りある命が燃え尽きるまで、まだくすぶっているものがあるんじゃないか』と思えるような舞台にしたい」と、舞台への意気込みを力強く伝えた。
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引用元: ・【俳優】西岡徳馬『ガキ使』“乳首ドリル”に生き様重ね「あんなこと狂人じゃないとできない」 [muffin★]
完コピどころか恥じらいも一切無しのガチ演技でのドリルすな