一般道路での平均着用率は2021年が42・9%と、義務化から15年がたつ今も低迷している。都道府県別に見ると
佐賀がワースト2位、福岡が同3位となるなど40位台に九州4県が名を連ね、意識の低さが際立つ。
命に関わるリスクとなり得るのに、なぜ改善されないのか。西日本新聞「あなたの特命取材班」が考えてみた。
(黒田加那、竹中謙輔、仲山美葵)
昨年12月の平日午後。取材班は福岡市・天神の交差点で、後部座席のシートベルト着用状況に目を凝らした。
黒いスモークガラスで車内が見えにくい車が多い。車内を確認できた100台のうち、着用していたのは15台だった。
警察庁とJAFの調査も目視で行っている。21年、福岡県では一般道19カ所で計1500人を調べ、着用率は27・5%だった。
沖縄、佐賀に次ぐ低さ。県警もチラシを配るなどして啓発しているものの、低い要因は分からないという。
東日本の方が西日本よりも高く、最高は群馬の65・7%。JAF群馬支部に聞くと、やはり「日頃から啓発活動には
取り組んでいるが、(1位の)要因は分からない」と話す。
道路交通法改正により、全ての道路で座席の前後を問わず、着用が義務化されたのは08年のこと。
近年の調査では、高速道での着用率が7割を超える一方、一般道は4割程度にとどまる。この差について
JAF福岡支部は「罰則の有無が要因では」とみる。後部座席の非着用は高速道では減点の対象になるが
一般道では罰則がないためだ。
取材班は昨年12月、無料通信アプリLINE(ライン)でつながる「あな特通信員」にアンケートを行った。
回答した約650人のうち、全ての道路で後部座席のベルト着用の義務があることを25・5%が「知らなかった」とした。
周知が十分ではないことはうかがえたが、地域間での差はなかった。
一般道で「必ず着用を呼びかける/着用する」との回答は、49歳以下の53・8%に対し、50代以上は44・3%とやや低い。
「着用を呼びかけない/着用しない」という割合は女性28・3%で、男性32・2%。若年より中高年が、女性よりも男性が着用
に消極的な傾向が見られる。
着用義務を知りながら「着用しない」人は、全体の14・4%。その言い分には「面倒」「わずらわしい」といった言葉が目立つ。
「(着けないことが)習慣」(女性会社員、49歳)、「摘発されたことがない」(同、28歳)など違反の認識が薄い人もおり
「(同乗者に)お願いするのは気が引ける」(男性会社員、57歳)との声もあった。
https://www.nishinippon.co.jp/image/613197/
続きはソースで
西日本新聞 2023/1/12 6:00
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1039323/
引用元: ・【社会】「後部座席は安全だから」死亡率3.5倍でもシートベルトをしない人たち 九州は着用率低迷 1位は群馬県 [おっさん友の会★]
ワクチンと似た話だな
神様は選ばないよ
追突してもされても、飛んでいくのはシートベルトしてない奴
運転手も客も訓練されてるから
怖いもん
助手席と同じ感覚になるそうだ
義務
ってのがおかしい。
でも自分以外の人は後ろでしょ、シートベルトいらなくね?っていう感じなのが多い