【防災】イオンの店舗敷地を自衛隊の救援拠点に…陸自東部方面隊と大規模災害時の協定

イオンは２０日、大規模災害時に救援や復旧で協力することを目的に陸上自衛隊東部方面隊と協定を結んだ。災害発生時にイオンの店舗敷地を自衛隊が活用できるようにしたり、自治体の要請に基づいて救援活動に必要な協力を行ったりする。年初には能登半島地震が発生したほか、今月、南海トラフ地震の臨時情報が発表されるなど、大規模災害への備えの重要性が高まっている。協定では、平時からの情報共有や防災訓練での協力などを盛り込み、災害に備える。

東部方面隊は、首都圏を含む１都１０県の防衛や首都直下型地震などへの対応を担う。イオンは、東日本大震災の時には、被災地の店舗駐車場を自衛隊に提供するなどしている。

2024/08/20 18:10 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240820-OYT1T50139/