【野球】U18アジア選手権、高校日本代は台湾に敗れ準優勝

　野球の第13回U18（18歳以下）アジア選手権は最終日の8日、台北で決勝が行われ、日本は台湾に1―6で敗れて2大会ぶり6回目の優勝はならなかった。

　今大会は8チームが参加。日本は1次リーグB組を3戦連続の五回コールド勝ちで1位通過した。2次リーグでは初戦で台湾に1―0で勝利したものの、第2戦で韓国に0―1で惜敗した。日本、台湾、韓国の3チームが勝敗で並び、得失点率差（1イニング当たりの得点率と失点率の差）により、日本と台湾が決勝に進んだ。

　日本は前回の第12回大会（2018年）の3位は上回ったが、作新学院（栃木）の今井達也（西武）らを擁して頂点に立った16年の第11回大会以来となる優勝には届かなかった。【台北・長宗拓弥】

　◇2次リーグまでの日本の戦績

【1次リーグ】

日本19―0香港

日本20―1スリランカ

日本13―0フィリピン

【2次リーグ】

日本1―0台湾

日本0―1韓国

オープニングラウンド
○日本 19-0 香港
○日本 20-1 スリランカ
○日本 13-0 フィリピン

スーパーラウンド
○日本 1-0 台湾
●日本 0-1 韓国

決勝
●日本 1-6 台湾

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全国12万7000人の高校球児から選出
高校日本代表メンバー18名

〈投手〉
［1］間木歩（報徳学園3年）
［11］坂井遼（関東第一3年）
［14］櫻井椿稀（鶴岡東3年）
［15］中崎琉生（京都国際3年）
［16］今朝丸裕喜（報徳学園3年）
［17］藤田琉生（東海大相模3年）
［18］高尾響（広陵3年）
［19］田崎颯士（興南3年）

〈捕手〉
［12］箱山遥人（健大高崎3年）
［27］熊谷俊乃介（関東第一3年）

〈内野手〉
［4］山畑真南斗（明徳義塾3年）
［5］高山裕次郎（健大高崎3年）
［6］石塚裕惺（花咲徳栄3年）
［7］花田悠月（智弁和歌山3年）
［10］宇野真仁朗（早稲田実3年）

〈外野手〉
［8］濱本遥大（広陵3年）
［9］徳丸快晴（大阪桐蔭3年）
［21］境亮陽（大阪桐蔭3年）

放送開始時間 19:00（BS日テレ）
試合終了時間 22:42（現地時間21:42）
放送終了時間 まだ放送中

高校野球U-18侍ジャパンの敗因は？

・メンバー選考（今回は甲子園出場校オンリー）
・金属バット教育（韓国、台湾の高校野球は木製バット教育）
・9月開催（メンバー選考、合宿期間等の兼ね合い）
・監督（日大三高 前監督の小倉全由67歳が就任）
・対戦相手メンバーの出来（韓国、台湾ら150km投手の複数リレー。台湾18歳センターがMLBドジャースと75万ドル契約＝1億円）
・チアリーダー（大会を通して現地チアのセクシーダンスに翻弄される高校球児）